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LED、節電効果3割向上、スリーエス、大型施設向け照明。

[ 2017年12月28日 / 日経産業新聞 ]

 照明機器メーカーのスリーエス(東京・中央、島崎宗久社長)は、大型施設向けの発光ダイオード(LED)照明を開発した。無線通信と各種センサーを組み合わせ、LEDの従来品に比べ節電効果を3割程度高められる。2018年2月から全国で発売し、初年度に20億円の売り上げを目指す。

 新製品は光の出力で200〜1200ワットまでの5種類を用意した。全製品に長距離通信と低消費電力、低コストが特徴のLPWA(ローパワー・ワイドエリア)を採用。照明機具には人感センサーや照度、温湿度センサーを組み込み遠隔制御できる。カメラと組み合わせ侵入者などの検知にも利用できる。

 ゴルフ場の街灯として利用すれば、利用客が不在時に消灯したり、外部の明るさに応じて照度を自動で制御したりできる。水銀やメタルハライドランプを使う従来品に比べ6〜7割の節電ができる。

 すでにLEDを設置している場合でも、制御システムを利用すればさらに3割程度の節電が見込める。ゴルフ場の18ホール全てをLED照明に交換しようとすると、1億〜1億5000万円程度の費用がかかるが、節電効果により数年で投資回収ができる。

 大型商業施設向けはまだLED化がそれほど進んでおらず、切り替え需要が見込める。スリーエスではゴルフ場だけでなく、夜間に営業する運動施設や商業施設での利用を見込んでいる。

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