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TDK、電磁ノイズ除去、フィルター量産、LED向け。

[ 2018年2月6日 / 日経産業新聞 ]

 TDKは発光ダイオード(LED)照明の電磁ノイズを除去する小型フィルター「MAFシリーズ」の量産を1月から開始したと発表した。同製品はLED照明や家電製品が発する低周波ノイズを除去できる。積層フェライト材料を使用することで、従来の巻き線コイルを使ったフィルターと比べて体積を約半減できる。ノイズ規制規格に対応する。

 LED照明は白熱電球と比べて省電力という利点がある。一方で、スイッチの切り替えに電源回路などを必要とし、低周波ノイズを発生させる課題があった。MAFシリーズは回路に組み込むことで、20〜100メガ(メガは100万)ヘルツ帯域の低周波ノイズを効率的に除去できる。セ氏マイナス40〜セ氏125度の広い温度範囲で使える。

 これまでノイズ除去フィルターは通信機器向けの高周波ノイズ除去フィルターが多く、低周波に対応するものは少なかった。低周波ノイズには巻き線コイルをフィルターとして利用していたが、体積が大きくなる問題があった。

 MAFシリーズは照明機器のノイズ規制規格である「CISPR15」を満たす。サンプル価格は1個当たり30円(税別)で、当初は1カ月で500万個の生産を予定する。

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