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IoTでレタス生産、静岡の農業法人、栽培システム販売も。

[ 2018年4月23日 / 日経産業新聞 ]

 【静岡】農業生産法人の富士山グリーンファーム(静岡県富士市)は静岡県富士市で野菜工場を本格稼働する。倉庫跡地を改装し発光ダイオード(LED)の人工光型栽培とあらゆるモノがネットにつながるIoT技術を使いレタスなどを安定生産する。工場跡地を野菜工場に転用したい企業にシステムも販売する。

 富士山グリーンファームは不動産業の平和ハウジング(富士市)と、農業技術開発や流通を手がけるファームシップ(東京・中央)が2016年に設立した。約6億円を投じて富士市内の食品関連の空き倉庫約5000平方メートルを改装し、17年末に操業を始めた。

 工場内は幅1・3メートル、長さ25メートルのラインを28本設けた。無農薬の水耕栽培で生産し、ファームシップが開発したクラウド上で植物工場を管理するシステムで室温や水温、LED照明の光量、水に溶かした栄養分の濃度などを一元的に管理する。

 従業員が全体の生育環境を管理しながら数値を調整するため、天候に左右されず安定生産できる。レタスは種まきから約1カ月で出荷できる。4月に全ラインを稼働させ、日産1万2000株のレタスやケール、小松菜といった葉物野菜を生産する体制を敷いた。

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