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ローム、車内装用LED小型化、18分の1に、ランプ向け。

[ 2018年10月1日 / 日経産業新聞 ]

 【京都】ロームは車の内装の計器部分の表示に使う発光ダイオード(LED)で体積を従来製品に比べ18分の1に小型化した製品を開発した。LEDを小さくすると基板に接地する光源の位置が低くなり、光が横に漏れる弊害があったが、光を屈折させる樹脂製のレンズを付け、光源を高くすることで中心部の光度を5〜7倍に高めた。国産車に近く搭載される。

 開発したLEDのサイズは、1・6ミリメートル×0・8ミリ×1・24ミリ。サイドブレーキやシートベルト着用を示すランプなどに使う。色は赤、黄色、緑、青など9色を展開し、光度などの違いで計18種類をそろえる。

 樹脂の成分などの素材を改良しており、高温下で通電させる耐久性の試験で、光度の残存率も80%改善した。前工程を本社工場(京都市)で、後工程をマレーシアの工場で製造し、月産100万個を量産する。サンプル価格は70円からで従来品とほぼ同等の抑えた。

 自動車業界では内装部分の電子化が進み、計器関連部分の省スペース化が進んでいる。新製品は体積を小型化したことで幅広く実装できる。LEDの新製品投入で新車への採用を増やす。

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