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照明用インキ、JIS取得、朝日ラバー、省エネ・長寿命に効果。

[ 2018年8月28日 / 日本経済新聞 地方経済面 ]

 朝日ラバーは27日、同社主導で考案した照明器具用シリコーンインキの品質基準が日本工業規格(JIS)に制定されたと発表した。インキを照明器具の反射板などに塗布した後の膜の性能や、その評価方法を定めた規格だ。シリコーンインキを塗布すると照明器具の明るさが増すため、発光ダイオード(LED)照明器具の省エネや長寿命化に効果がある。

 規格名は「照明器具用白色シリコーンインキ塗膜」で、照明器具の反射板やプリント配線板などに塗った後の外観や反射率、塗膜の耐久性や燃焼時の安全性といった品質基準が中心だが、塗布後の試験・検査方法も提案し、標準化の規格を取得した。同社はこの規格を満たしたインキをすでに販売しており、規格制定を販路の拡大に役立てる方針だ。

 同社は経済産業省が中小企業向けに標準化の取得を後押しする「新市場創造型標準化制度」を活用。2016年10月から武蔵野銀行などの支援を受けてJIS規格制定に取り組んできた。

 武蔵野銀は全国で150以上の金融機関や地方自治体の産業振興機関などなどが登録されている「パートナー機関」に参加している。同機関は中堅・中小の優れた技術や製品を発掘して標準化を支援するのが目的で、同機関の支援によるJIS規格の制定は今回が初めてという。

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