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マイクロLED新会社、徳島大発スタートアップ、3年で量産。

[ 2018年11月5日 / 日経産業新聞 ]

 【徳島】徳島大学発スタートアップのナイトライド・セミコンダクター(徳島県鳴門市)は、次世代ディスプレー向けマイクロ発光ダイオード(LED)チップの開発・製造を手掛ける新会社を設立した。当初はナイトライドが全額出資するが、今後、幅広く出資を募り資本金を50億円規模に拡大。3年後をめどに量産を開始を目指す。

 新会社「マイクロ・ナイトライド」(徳島県鳴門市)は、ナイトライドが1億円(資本金5000万円)を出資して設立。ナイトライドの村本宣彦社長が代表取締役を兼任する。同社が得意とする紫外線(UV)LEDの技術を応用し、マイクロLEDディスプレーを開発するメーカーに供給するチップの量産技術を早期に確立する。

 マイクロLEDディスプレーは、「液晶」「有機EL」に次ぐ新型映像表示装置として世界で開発競争が始まっている。超小型のLEDをパネルに敷き詰め、LED自体の発光で映像を表示する仕組み。液晶ディスプレーなどと比べて薄型軽量化が可能になるほか、表示も明るく、折り曲げられるといった映像装置の自由度が高くなる技術として期待が高い。

 新会社ではマイクロLEDチップの歩留まり向上など製造コスト面の課題をクリアできた段階で、自社工場による製造か協力工場を使った量産にするかを判断する。マイクロLEDディスプレーの本格生産が始まるとみられる2021年には供給体制を整えたい考えだ。

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