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ガラス基板、曲げ可能、有機ELパネル、耐久性高く、山形大など。

[ 2019年1月23日 / 日経産業新聞 ]

 【山形】山形大学はガラス基板を使った曲がる有機ELパネルを開発したと発表した。フィルム状の曲がる有機ELパネルに比べて耐久性が高く、安価に生産できるのが特徴。湾曲したパネルは車載用ディスプレーなどでの需要が見込め、今後は大型パネルで生産できるようにして2021年中の商品化を目指す。

 硯里善幸准教授とNSC(大阪府豊中市)の共同開発。ガラス基板をベースに厚さ1ミリメートル以上のパネルを作り、それを化学薬品で薄くするケミカル研磨技術を用いて厚さ0・15ミリメートルのパネルを作ることに成功した。NSCは液晶などの表面処理加工では国内有数の企業で、有機ELを基板に封じ込める硯里研究室の技術と組み合わせた。

 既存の液晶生産ラインを改良して生産できるため、大がかりな投資は不要。現在、有機ELは液晶よりもコスト高だが、価格差を一気に縮小できるとみている。

 ガラス基板を使うため強く曲げることはできないが、湾曲した状態で固定するといった用途には応用できる。

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