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小糸製作所、まぶしくないハイビーム。

[ 2019年9月13日 / 日経産業新聞 ]

 小糸製作所は前方車両や対向車に光をあてずにハイビームを照らせる自動車用ヘッドランプを実用化した。ライト内部でミラーを高速回転することで生じる光の残像効果を活用している。

 発光ダイオード(LED)12個分で300個分と同等の高精細な配光を実現した。ハイビームの強い光を遮る範囲を最小限に抑えることができ、運転席から歩行者を確認しやすくなる。

 製品名は「ブレードスキャンADB」。前方車両と対向車にハイビームの光をあてないように照射範囲を自動調整するADB技術をベースにした。

 新開発のブレードスキャンADBは光を反射する「ブレードミラー」2枚にLEDの光を照射。ミラーの高速回転に合わせて、LEDの光を制御する仕組み。これにより、前方車両や対向車にハイビームがあたらないようにする遮光範囲を抑えられる。運転席からみてライトを照らす範囲が広がり、歩行者の発見にもつながりやすい。

 トヨタ自動車が8月に発売した多目的スポーツ車(SUV)「レクサスRX」の「RX450hL」「RX450h」「RX300」に搭載した。今後、完成車各社へ納入を広げていきたい考え。

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