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アルツハイマー患者、ピンク照明で「元気」、広島西医療センター、QOLに応用。

[ 2010年2月19日 / 日経産業新聞 ]

 広島西医療センターの片山禎夫・認知機能疾患科医長とシャープは、アルツハイマー病患者にとって最も「元気が出る」照明の色はピンク色であるとの研究成果をまとめた。患者に色を選択してもらい、その色の照明をつけた部屋で過ごした感覚を評価した。今後は患者のQOL(生活の質)の向上に役立てていきたい考えだ。

 研究に使ったのは、シャープが開発した13色に変化する発光ダイオード(LED)照明装置。アルツハイマー病と診断された患者37人と患者家族37人を対象に、赤、黄、緑、青、ピンクなど13色の照明から、「幸せ」「自分らしい」など9つの項目に一致した色を選んでもらった。

 最も多くの人が選んだ色がピンク。室内をピンクの光で照らしその中で雑談しながら過ごしてもらったところ、患者は「元気がでる」が44%、「嬉しくなる」が32%、「ホッとする」が56%という感想を持った。一方で「居心地が悪い」も48%あった。結果は来月のアルツハイマー病に関する国際会議で発表する。

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