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集客アプリの仕掛け方(日経デジタルマーケティング成功のヒント)

[ 2014年11月19日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 紳士服専門店「洋服の青山」の近隣を歩いていると、割引のプッシュ通知が届くことがある。青山商事が今春公開したスマートフォン(スマホ)アプリのユーザー向けサービスだ。全地球測位システム(GPS)機能を利用し、アプリユーザーが店舗周辺の指定エリアに入ったら自動的にメッセージを配信する「ジオフェンシング」の仕組みを採用。対象エリアを店舗の半径100メートルといった円形、4点を選択して四角形のエリアを指定できるのが特徴だ。駅反対側は対象から外すなどしてターゲティング精度を高めた結果、開封率はメルマガの約3倍で、来店・購入に寄与している。

 アプリ導入を指揮した同社執行役員の藤井満典販促部長は「クーポンが送られてきたからといってスーツを一式買うのはハードルが高い。それでもワイシャツなどの商品をうまく訴求できれば、街に出たついでに立ち寄ってもらえる」と手応えを感じている。

 さらに、店内のみで利用できるWi―Fiスポットに接続してチェックイン後に利用できるゲームを用意。クリアした人に数百円の割引クーポンを配信している。導入半年で、ゲームをした顧客の購入額は、していないお客と比べて1万2000円以上高く、来店頻度も上回っているという。顧客の居場所に応じた集客・販促がアプリを通じて加速しそうだ。

(日経デジタルマーケティング 小林直樹、http://digital.nikkeibp.co.jp/dmg/に関連記事)

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