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スマホ決済IC対応、楽天、店舗の導入負担減。

[ 2014年12月16日 / 日経産業新聞 ]

 楽天は携帯端末を使った決済サービスでICチップを搭載したクレジットカードが利用できるシステムを開発し、15日から店舗への提供を始めた。電卓のような形状の読み取り端末にカードを差し込み、店側が用意したスマートフォン(スマホ)と無線通信して決済する仕組みだ。読み取り端末は実質無料で、店舗はシステムの導入負担を減らせる。

 楽天は2012年から、スマホに読み取り装置を取り付け、磁気タイプのクレジットカードを読み取る決済サービスを提供している。

 今回、中小店舗向けに、ICカードの読み取り端末とスマホ用の決済アプリ(応用ソフト)を提供する。ネット通販の楽天市場に出店する加盟店は実店舗を持っている場合も多い。決済サービスを通じて、そうした中小店舗の経営を支援する狙いだ。

 来店客はICカードを装置に差し込み、暗証番号を打ち込む。読み取り端末とスマホは無線通信の「ブルートゥース」でやりとりする。偽造しやすい磁気カードによる不正利用の被害を防げる。

 楽天のサービスを使えば、店舗は据え置き型のICカード決済端末よりも導入費用を抑えられる。端末価格は7980円だが、一定金額以上を決済することなどを条件に1台分の料金を全額返金し、実質無料にする。既存の据え置き型端末の導入費用は5万円以上とみられる。

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