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レンタサイクル、携帯で貸出・返却自在、拠点情報検索――ソフトバンク系、まず京都。

[ 2010年6月17日 / 日経産業新聞 ]

ツイッターも活用

 【京都】ソフトバンク子会社のリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ(東京・港、酒谷正人社長)は携帯電話やミニブログの「ツイッター」を活用し、会員登録なしで自転車を借りて指定の場所に乗り捨てられる「コミュニティサイクル」事業を始めた。携帯電話を使い貸出と返却拠点を検索する仕組みで、拠点は1〜2年で全国に100カ所程度設置する方針。営業担当者や観光客らの利用を見込む。

 まず駐輪場運営のアーキエムズ(京都市、村田雅明社長)と連携、京都市内で2拠点を開設した。車両にはICチップを取り付けて認識できるようにし、借りた拠点以外の場所にも返却できる。拠点は無人で管理する。

 利用者が携帯で専用サイトにアクセスすると全地球測位システム(GPS)機能で最寄りの拠点を表示。ツイッターで15分ごとに情報を更新し、各拠点で貸出・返却が可能かどうか確認できる。

 料金決済はクレジットカードや携帯電話の「おサイフケータイ」機能を使う。従来のコミュニティサイクルで一般的な会員登録は必要ない。当面のレンタル料金は最初の1時間が200円、以降1時間ごとに100円に設定。今後は通勤での利用も見込み、月決め料金なども検討する方針だ。

 リアライズ・モバイルは利用料に加え、拠点内に設置したデジタルサイネージ(電子看板)に広告を表示して収入を得る。環境に優しい移動手段としてアピールし、地元企業や飲料メーカーなどの広告需要を見込む。

 京都市内で拠点を拡充するほか、駐輪場運営会社やホテル、商業施設などと組み全国主要都市にも進出する計画だ。各拠点には数十台の自転車を置き、拠点を100カ所整備した場合の台数は2000〜3000台になる見通し。

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