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路線バスにIC乗車券、茨城交通、13年にも導入。

[ 2011年12月6日 / 日経産業新聞 ]

 【水戸】茨城交通(水戸市、任田正史社長)は早ければ2013年にもICカード乗車券を導入し、路線バス事業を拡充する。数億円かけて約280台の路線バス全てに読み取り装置を搭載し、水戸、笠間、ひたちなかなどを走る全路線で一斉にサービスを始める。カードは導入初年度に5万枚の発行を見込む。

 カードは営業所などで発行し、バスに乗って車内の読み取り装置に1秒ほどかざせば運賃の支払いができる。整理券を取ったり小銭を用意したりする手間が省けるほか、財布などに入れたままでも読み取れるため、精算の迅速化につながる。

 利用者は営業所や車内で事前に一定額をカードに入金すれば繰り返し使える。入金額は最大で2万円程度の見込み。乗車区間や時間などの情報が把握できるため、乗り継ぎ割引制度を導入する。定期券として使える機能も加える。

 カードには電子マネーの機能も持たせる。大型商業施設や商店などと提携して支払いに使えるようにすることを検討中。利用額や頻度に応じてポイントを付け、普及と利用を促す。カードの愛称などは今後詰める。

 茨城交通は茨城県内の路線バスのほか、栃木や千葉、東京と結ぶ高速バスなどを運行。2009年8月から経営支援会社である経営共創基盤(東京・千代田)の子会社の出資を受けて経営再建を進めている。

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