日時
2021年11月9日(火)
13:00~16:00
会場
本カンファレンスは
オンライン上でのライブ開催です。
コロナ禍を機に、企業経営におけるリスクマネジメントのあり方も大きな変容を迫られております。目まぐるしく変化する経営環境に迅速に対応するためには、従来型のプロジェクトや各部門単位でのリスク対処から、ERMに代表される全社的視点によるリスクマネジメントが不可欠となっています。昨今、経営改革の柱として「DX」や「レジリエンス強化」をテクノロジーの活用により推進する企業が増える中で、新たなテクノロジーは十分な検証や研修の期間を経ずに急速に導入されるため、その未知なるテクノロジーの利用方法や発生しうるリスクについての理解が追い付かず、より大きなリスクを抱えているといった悪循環も指摘されています。
本カンファレンスでは、企業経営者層、経営管理、リスク・セキュリティ、情報システムに関わる部門の方々などを対象に、専門家や企業・組織向けにデジタルガバナンス、BCPなどリスクマネジメントに関わるソリューションを提供している各社が、「ニューノーマル時代のリスクマネジメントの本質」という観点から具体的施策を解説します。
内容は変更になる場合がございます。
13:00~13:30
基調講演
ニューノーマルで企業のリスクマネジメントはどう変わるのか?
講師:慶應義塾大学 大学院
経営管理研究科 教授
大林 厚臣氏
コロナ渦で企業が危機に対応しながら成長していくためにはどのようなリスクマネジメントが必要でしょうか?「ニューノーマル時代の企業のリスクマネジメントの本質」という観点から、今、企業が取り組むべき対策・方針について提言いただきます。
13:35~14:05
講演1
デジタルリスクマネジメントの実践
講師:KPMGコンサルティング
パートナー
熊谷 堅氏
企業のDX機運は依然として高く、デジタルが生産性向上や付加価値創出の鍵を握るといわれている。一方、複雑化するビジネス環境では、デジタル化に潜むリスクへの対応、デジタル化を梃にしたリスクマネジメントへの変革が、次代のレジリエンス経営に求められている。本セッションでは、デジタルの力を正しく引き出すための「デジタルリスクマネジメント」について、近時の潮流や実践方法を解説する。
14:10~14:40
講演2
リスクビッグデータが推進するBCPとDX
講師:JX通信社
マーケティングマネージャー
松本 健太郎氏
激甚化する自然災害、新型コロナのような想定外のリスク等、緊急事態で自発的に動くレジリエントな組織に変化するため、BCP導入は必須です。BCP構築に必要なのは、実行可能性、容易性、それらを裏付ける「データ」です。JX通信社は、線状降水帯や地震、情報漏洩、サイバー被害など、国内最大規模のリスクビッグデータを保有しています。本セッションでは、デモを通じてデータが推進するBCP&DXをご覧ください。
14:45~15:15
講演3
DX時代のサイバーセキュリティ:盲点と対策
講師:日本プルーフポイント
チーフ エバンジェリスト
増田 幸美氏
サイバー攻撃の激化とともにセキュリティ人材不足が深刻化しています。企業が生き延びるにあたりDXの推進が必須とされていますが、セキュリティ要素をないがしろにすると、経営問題に直結する大きなリスクとなってしまいます。本講演では、現在の攻撃動向(ランサムウェア攻撃、サプライチェーン攻撃、内部不正)について詳しく解説し、見落としている対策は何か?今ある人材の負荷をいかに下げるのか?についてお伝えします。
15:20~15:50
特別講演
DX推進とレジリエンスで成長し続ける新しい経営様式のポイント
講師:日本マネジメント総合研究所
理事長
戸村 智憲氏
コロナ渦中の多難な状況を超えてサステイナブルに成長し続ける「Beyondコロナ」(©戸村)に向け、企業の「BCP・リスク管理・危機管理」はどう適応・進化・変革 していけば良いのでしょうか?元・国連の専門官でSDGs・ESG関連の普及啓発を担当し、日本企業の経営者として世界初で危機管理型クラウドやKRI(キー・リスク・インジケーター(®戸村))を提唱するなど、レジリエンス・リスクマネジメントの専門家の戸村氏が、日本企業・日本社会に必要なヒントをお届けします。
15:50~16:00
アンケート記入など
※プログラム、講演内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
日時 | 2021年11月9日(火)13:00~16:00(視聴用サイトオープン12:45) ※本カンファレンスはオンライン上でのライブ開催です。 |
受講料 | 無料 |
主催 | 日本経済新聞社 |
協賛 | KPMGコンサルティング、JX通信社、日本プルーフポイント |
締め切り | 2021年11月8日(月) 16:00 |
お問い合わせ | プレミアム・カンファレンス・シリーズ事務局 TEL:03-6812-8691(受付時間/平日9:30~17:30 土・日・祝日を除く) E-mail: pcs@nex.nikkei.co.jp |
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大林 厚臣氏
1983年京都大学法学部卒業。日本郵船(株)勤務を経て、1996年Ph.D.(PublicPolicy)(シカゴ大学)取得。同年慶應義塾大学大学院経営管理研究科専任講師、1998年助教授、2006年教授。この間2000~2001年スタンフォード大学客員研究員、2001~2006年社会技術研究システム研究員、2007~2011年慶應義塾大学グローバルセキュリティー研究所上席研究員、2018年~戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)課題「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」評価委員長を兼任。
熊谷 堅氏
保険会社のIT部門にて設計・開発等に従事した後、2002年KPMGビジネスアシュアランス株式会社(現KPMGコンサルティング株式会社)に入社。現在は、リスクマネジメント・内部統制・監査等の分野において、データやデジタル技術を活用した「デジタルリスクマネジメント・サービス」をリード。サイバーセキュリティ、BCP策定、データやシステムに関わるリスクを中心としたサービスも多数手掛ける。
松本 健太郎氏
龍谷大学法学部卒業後、データサイエンスの重要性を痛感し、多摩大学大学院で"学び直し"。その後、デジタルマーケティング、消費者インサイト等の業務に携わり、現在は「データインテリジェンスの力でより豊かで安全な社会を創る」を目指すJX通信社にてマーケティング全般を担当している。 著書に『誤解だらけの人工知能』『なぜ「つい買ってしまう」のか』(光文社新書) 『人は悪魔に熱狂する』(毎日新聞出版)など。
増田 幸美氏
早稲田大学卒業。日本オラクルにおけるシステム構築の下積み経験を経た後、ファイア・アイにおいて脅威インテリジェンスに従事。サイバーリーズン・ジャパン(株)においてエバンジェリストとして活動する傍ら、千葉県警サイバーセキュリティ対策テクニカルアドバイザーを拝命。現在日本プルーフポイントで、チーフ エバンジェリストとしてサイバーセキュリティの啓蒙活動を行っている。数々のイベントでの基調講演、警察主催の会議など講演多数。