日時
2022年6月28日(火)
13:00~16:30
会場
本カンファレンスは
オンライン上でのライブ開催です。
コロナ禍の長期化や慢性的な労働力不足、脱炭素機運の高まりなど、製造業界は様々な不測の事態や環境の激変に直面しています。そのような状況下で、大手企業を中心に設計/生産工程の管理やサプライチェーンマネジメントに至るまで、AIやIoT、5Gなどの先進的DX導入が急速に進んでおり、2022年はDX化に足踏みする企業とDX投資に積極的な企業との間で競争力に差が開いていく分水嶺となるでしょう。
本フォーラムでは、製造業の経営者および各部門の責任者を対象に、経営高度化と生産性を高めるDX活用の最前線を紹介します。
内容は変更になる場合がございます。
13:00~13:30
基調講演
日本企業に今必要なイノベーションとは
イノベーションというとすぐ新技術を思い浮かべたり、新しいビジネスを考え出すことと考えがちだが、イノベーションの本質はそこにはない。イノベーションで最も大切なことは顧客の行動を変えたり、社会を変えたりすることである。「イノベーションの必要条件とは?」「イノベーションを起こし続ける企業はどこが違うのか?」などイノベーションの本質に迫り、激変する市場環境において日本企業が競争優位を築くために必要なポイントを内田和成氏が解説する。
13:35~14:05
講演1
DXによる事業変革の実践、そしてお客様との共創へ
YOKOGAWAは、DXによる事業変革を進め、経済産業省指針に基づく「DX認定事業者」を取得し、今日も更なる変革を目指して活動しています。本講演では、弊社のDX活動の生の声をお届けするとともに、経験に基づくDX推進の勘所をご紹介致します。
14:10~14:40
講演2
動画活用で実現する「強い現場」の育てかた
現場のデスクレスワーカー向け教育は、「動き」でなければ表現できないカン・コツなどが多く、どうしてもOJTへの依存度が高くなりがちです。大手製造業の実例を交え、歩留まり率の改善や労災防止など、動画活用で「強い現場」を実現する現場教育DXのポイントを解説します。
14:45~15:15
講演3
経済安保、大量退職時代の盲点:内部脅威
内部からの情報漏洩はサイバー攻撃よりも10倍多く、セキュリティ対策の盲点となっています。大量退職時代、クラウド移行、テレワーク浸透、経済安保強化により情報漏洩対策の見直しが求められている今、内部脅威の発生状況と、対策例についてご紹介します。
15:20~15:50
講演4
最新版ものづくり白書に見る、DXの進め方
2022年度版ものづくり白書をどこよりも早く解説。我が国の足下の状況、製造業を取り巻く環境、人材育成について解説すると共に、DXが進まない原因を紐解き、SmartFactory実現に向けて推進するためにおさえるべきポイントを紹介します。
15:55~16:25
特別講演
製造業におけるSCM・PLM改革実現に向けて
カシオ計算機では、2020年より、全社DX戦略の重点テーマとしてSCM・PLM改革に取り組んでいる。導入事例と共に、特に、難しいとされている開発~生産領域における業務改革とシステム化の肝となる体制、推進手順、システム構成等を紹介する。
16:25~16:30
アンケート記入など
※プログラム、講演内容は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
日時 | 2022年6月28日(火)13:00~16:30(視聴用サイトオープン12:45) ※本カンファレンスはオンライン上でのライブ開催です。 |
受講料 | 無料 |
主催 | 日本経済新聞社 |
協賛 | |
締め切り | 2022年6月27日(月)16時まで |
お問い合わせ | プレミアム・カンファレンス・シリーズ事務局 TEL:03-6812-8691(受付時間/平日9:30~17:30 土・日・祝日を除く) E-mail: pcs@nex.nikkei.co.jp |
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内田 和成氏
東京大学工学部卒業。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)。日本航空を経て、ボストン コンサルティング グループ(BCG)入社。2000年6月から04年12月までBCG日本代表。06年には「世界でもっとも有力なコンサルタントのトップ25人」(米コンサルティング・マガジン)に選出された。06年から早稲田大学 大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授 ※2022年3月退任。
『仮説思考』『論点思考』『右脳思考』『右脳思考を鍛える』『BCG 経営コンセプト 市場創造編』(東洋経済新報社)、『異業種競争戦略』『ゲーム・チェンジャーの競争戦略』(日本経済新聞出版社)、『プロの知的生産術』(PHP研究所)、『リーダーの戦い方』(日経BP社)など著書多数。近著『イノベーションの競争戦略』(2022年4月・編著・東洋経済新報社)。
有吉 猛氏
入社以来、電気電子・加工組立業種にて、生産系を中心としたシステムインテグレーションに従事。その後は、AI製品の企画・開発に携わり、品質改善や設備予兆等のテーマでお客様の生産性改善に貢献。
現在は、お客様のDXを推進するアドバイザーとして活動中。
脇村 優輔氏
動画教育システムtebikiを提供するTebiki株式会社でセールス、カスタマーサクセスを担当。製造業を中心とし現場教育の課題を解決することに注力し、お客様ごとに最適なソリューションの提案から導入支援まで行っている。
増田 幸美氏
早稲田大学卒業。オラクル、ファイア・アイ、サイバーリーズン勤務後、2018年千葉県警サイバーセキュリティ対策テクニカルアドバイザーとして活動。現在、プルーフポイントにおいてサイバーセキュリティの啓発活動に従事。2022年度、警察大学校講師。
内藤 孝雄氏
2003年株式会社ワイ・ディ・シー入社。国内外の製造業向けのデータ解析、AI活用PoC業務を数多く推進。2018年より製造業向けデータ活用プラットフォーム「YDC SONAR」の製品企画・開発の責任者を務め、2022年より現任。
矢澤 篤志氏
1981年カシオ計算機入社。海外営業、物流企画、業務開発(情報システム)部門長を経て、2006年執行役員業務開発部長(CIO)、2015年同生産資材統轄部長、2017年同生産本部長、2020年生産本部シニアオフィサー、2022年現職。