日時
2023年11月7日(火)
13:00~15:15
会場
本カンファレンスは
オンライン上でのライブ開催です。
新型コロナウィルスの脅威は、社会・経済に多大な影響を与えました。今後はコロナ関連融資が命綱となっていた企業が過剰債務に苦しむことも予想されます。また、国際政治の影響やカントリーリスクの発現によるサプライチェーンの寸断リスクも増大しており、倒産の連鎖の引き金にもなりかねません。
本年の与信管理DAYでは、刻々と変化する環境のなかで求められる先を見据えた与信管理の考え方や関連ソリューションをご紹介いたします。
内容は変更になる場合がございます。
13:00~13:30
コロナ禍からの倒産増加の背景と与信管理
コロナ禍の緊急避難的な資金繰り支援が過剰債務を招き、円安、物価高、人手不足も深刻さを増しています。企業倒産は2022年4月から17カ月連続で前年同月を上回り、抑制された企業倒産の増勢が現実味を帯びています。現在の企業の置かれた経営環境と実態を様々なデータから分析し、今後の動向を推測します。
13:35~14:05
不確実性が高まる中で求められる与信管理とコンプライアンスチェックの姿
国内では物価高騰や新型コロナ対応の資金繰り支援策縮小により倒産件数は増加傾向にあります。海外ではロシアのウクライナ侵攻、各国の金融政策による為替や株価の変動など様々な課題に直面するなど、まさに国内外で不確実性が高まった状況にあると言えます。このような環境において、与信及びコンプライアンス担当者に求められるリスクマネジメントの手法について紹介します。
14:10~14:40
アジア企業の支払い動向とコファスの与信管理ソリューション
コロナ禍において全世界で減少していた企業倒産は、コロナ前の水準に戻りつつある。世界では80%の企業が取引先の不払いに直面しており、25%の企業倒産は取引先の不払いにリンクしているが、原材料価格、エネルギー価格の上昇、需要の停滞、金利の上昇等は、今後更に取引先からの不払いリスクを増加させる可能性がある。その様な状況の中でリスクの予防や管理に有効なコファスの与信管理ソリューションを紹介する。
14:45~15:15
日本企業と海外企業の違いと海外企業の与信管理のポイント~昨今の世界情勢を踏まえて
海外販路拡大は、企業の持続的な成長に欠かせない戦略の1つである。ただ、海外企業に対し、日本企業同様の与信管理を行うことは危険である。なぜなら、海外企業の商習慣や会社に対する考え方は日本と異なるからだ。その違いを踏まえたうえで、海外企業との取引における与信管理をいかにすべきか、昨今の世界情勢を踏まえつつ、解説する。
日時 | 2023年11月7日(火)13:00~15:15(視聴用サイトオープン12:45) ※本カンファレンスはオンライン上でのライブ開催です。 |
受講料 | 無料 |
主催 | 日本経済新聞社 |
協賛 | 東京商工リサーチ、コファスジャパン信用保険会社 |
締め切り | 2023年11月7日(火)13:00まで |
お問い合わせ | プレミアム・カンファレンス・シリーズ事務局 TEL:03-6812-8691(受付時間/平日9:30~17:30 土・日・祝日を除く) お問い合わせフォーム |
Nikkei Inc. No reproduction without permission.
友田 信男氏
1980年東京商工リサーチ入社。本社情報部長、同統括部長、副本部長を経て、2011年6月取締役本部長、15年6月常務取締役情報本部長。07年より財団法人企業共済協会「企業倒産調査年報」検討会委員。08年12月参議院経済産業委員会に参考人招致。14年9月まで参議院経済産業委員会調査室の客員調査員。2022年1月~(中小企業庁)中小企業倒産防止共済制度研究会委員。
佐藤 三史郎氏
2010年の入社後、信用調査業務に従事。2015年ソリューション開発部へ異動し、国内外のデータベースを活用した課題解決の営業支援を経験。2020年、東京大学エコノミックコンサルティングへ出向。エキスパートの研究成果を活用した様々なコンサルティングサービスを民間企業、政府等に提案。2022年より現職。与信管理やコンプライアンス分野で多くの支援実績を有する。
杉井 淳氏
米系の世界最大級の信用調査会社にてセールス&マーケティングディレクター、企業情報会社にて代表取締役を経て2000年よりコファスグループに入り、企業情報サービス、海外債権回収代行取次サービス、海外マーケティングサービス(KOMPASS) 等を統括し、その後コファスジャパン信用保険会社にてコマーシャル本部顧客管理部部長及び、コファス・サービス・ジャパン株式会社の代表取締役としてコファス(本社:パリ)の提供する与信管理ソリューションのビジネス拡大に従事し、コファス CGSジャパニーズ・ソリューションズ ヘッドを経て現在は、コファス独自のリスク管理ソリューションのビジネス拡大に従事。
保阪 賀津彦氏
大学卒業後、三菱UFJ銀行に入行。国際業務部副部長として企業の海外展開及び海外債権、為替、資金のリスク管理等のアドバイス、行員向け研修を担当。2015年より現職にて、日本企業の本社および海外子会社の海外取引先与信管理のコンサルティングに従事。著書に「海外債権管理の実務ハンドブック」(中央経済社)がある。