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リテールテックJAPAN 2019 | 2019年3月5日(火)〜8日(金) 東京ビッグサイト
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ラオックス、春節らしさで売らない、英人気アニメグッズ展開。

 中国の旧正月である春節(5日)に合わせ、国内の小売企業が商戦を本格化する。ラオックスは中国で人気の英アニメキャラクターのグッズなどを展開する。そごう・西武はインターネットを使った情報発信を行い、旅行客を取り込む。訪日外国人消費は増加しているものの、「爆買い」が一服するなど消費の傾向は変化しており、各社は売れ筋商品や情報発信を工夫しながら、集客増につなげる。

 ラオックスは春節に合わせて13日まで、「超絶限定祭」と題したイベントを行う。訪日外国人客に人気な商品を値引き販売したり、限定商品を用意したりする。店内装飾などで春節を過度には強調しない。今は「日本人と同じ体験をしたい」というニーズが高まっており、単に春節を押し出すだけでは集客につながらないという。

 越境EC(電子商取引)や、親会社である蘇寧易購集団との関係で得られる情報を品ぞろえに生かす。今年は、英国アニメの子ブタのキャラクター「ペッパピッグ」のオリジナル商品を多く展開する。中国ではコンビニエンスストアでもグッズが置かれるなど流行しているという。

 そごう・西武は「爆買い」一服後の訪日客消費を見据え、集客を強化。春節の特設サイトを昨年よりも1カ月早めて開設し、化粧品や酒類などを紹介。中国で影響力を持つインフルエンサーとタイアップしてライブ動画の配信なども行い、前年比15%増の売り上げを目指すという。

 ドラッグストア大手ココカラファインは、中国の騰訊控股(テンセント)の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」を使い、商品情報を配信する。訪日客向けのクーポンも配布する。マツモトキヨシホールディングスもウィーチャットを用いた販促に注力する。

 観光庁によると、2018年の訪日外国人旅行消費額(速報)は4兆5064億円と過去最高だった。ただ、費目別で見ると買い物代は1兆5654億円と17年比で744億円減。1人当たりの旅行支出も横ばい傾向にあり、小売り各社は独自色を出した集客の重要性が増している。

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