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リテールテックJAPAN 2020 | 2020年3月3日(火)〜6日(金) 幕張メッセ
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キャッシュレス決済加速、小田急百や吉野家も。

 小売りや外食大手が店舗の支払いで現金を使わないキャッシュレス決済の導入を加速する。小田急百貨店や吉野家はレジでICチップを読み取るだけで容易に決済できるカード決済に対応した。食品スーパーのライフコーポレーションは電子マネーに対応したセルフレジを導入した。政府がキャッシュレス決済の普及を推奨する中、小売り・外食各社は人手不足に対応するとともに、顧客の利便性向上で販売促進につなげる。

 小田急百貨店は2月から、Suica(スイカ)などの交通系ICカードやICクレジットカードでの決済に対応したレジの導入を急ぐ。

 通常のクレジットカードでは店員がカードを受け取り、磁気を読み取って決済する必要があるが、カードにIC機能があれば、顧客がレジ端末にカードをかざせば決済できる。レジ業務を効率化するとともに、食料品売り場などで混雑を緩和できるとみる。

 主要店舗の新宿店(東京・新宿)、町田店(東京都町田市)、藤沢店(神奈川県藤沢市)で順次導入する。

 吉野家ホールディングスも牛丼店「吉野家」で、交通系ICカードに対応したレジを約1200店で導入した。食品スーパー大手のライフコーポレーションは現金が使えないキャッシュレスのレジを7台、「ムスブ田町店」(東京・港)に設置した。支払いはクレジットカードと自社の電子マネー「ラクカ」に限る。精算時間を短くするほか、少ない従業員でまかなえるようにする。

 政府は2019年10月に予定する消費増税への経済対策としてクレジットカードなどでキャッシュレス決済した際にポイントを還元することを中小店舗を中心に検討している。キャッシュレス社会を推進する政策に合わせ、各社は環境整備を急ぐ。

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