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「店内産」の野菜販売、イオン九州、ロボ生産で安定供給。

[ 2017年8月2日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 【福岡】イオン九州は、店の敷地内で育てた野菜の販売を始めた。7月29日にオープンしたイオン乙金ショッピングセンター(福岡県大野城市)内にロボットを使った自動生産設備を導入=写真。天候の影響を受けにくく安定した価格で販売できるほか、「安全安心」や「新鮮さ」も打ち出して集客に生かす。

 店舗敷地内に床面積約28平方メートルの栽培用コンテナを設置。発光ダイオード(LED)の光でルッコラや水菜など4種類を育てる。毎日12・5キロを収穫でき、売り場で販売するほか、店内レストランで食材としても使う。ルッコラが20グラムで98円と通常の野菜と同程度の値段で販売する。

 コンテナでは精密機器製造のエルム(鹿児島県南さつま市)が開発した自動生産設備「VEGEPLANT(ベジプラント)」を使う。ロボットが苗の入ったトレーを管理し、光の当て方を変えたり、水や肥料を与えたりする。

 コンテナ生産は収量が天候に左右されにくい利点がある。イオン九州は複数店舗での展開も検討。栽培の様子を地域の子供に見学してもらうなど、食育での活用も視野に入れている。

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