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コジマ「DEWKS」に照準、共働き・子育て世帯、特設売り場や動画、時短家電売り込み。

[ 2017年11月17日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 家電量販店のコジマは「DEWKS(デュークス)」と呼ばれる子育て中の共働き世帯に焦点を当てた販売促進に取り組む。11月下旬に開く愛知県の新店では初めて専用の売り場を設置。すでに始めているDEWKS世帯向けお薦め情報の動画配信と連動し、家事の手間を省く「時短家電」を売り込む。

 「Double Employed With Kids」の頭文字から取ったDEWKSは家計に余力がある一方、家事に費やすことができる時間が限られている。高機能・高単価となる時短家電を売り込む格好のターゲットとして、DEWKS世帯向けの販促を強化する。

 24日に開く新店「コジマ×ビックカメラ プライムツリー赤池店」(愛知県日進市)の専用の売り場「DEWKSサポートコーナー」には共働き世帯の家庭を再現し、お薦めの家電を紹介。コードレス掃除機などは実際にその場で試すことができるようにする。

 専用売り場の展開に先行し、DEWKS向けの情報配信は17年夏から公式スマートフォン(スマホ)アプリで始めた。アプリではコジマの社員が自宅で実際にDEWKS向けのお薦め家電を使う様子を動画で紹介し、感想なども発信している。

 例えば、シャープのハンディ洗濯機は「営業部 高橋さんが使ってみました」と題した動画が紹介。子供が食事中に付けたケチャップの汚れを落とす様子を撮影した動画を公開。併せて、「洋服だけでなく、丸洗いが難しいぬいぐるみや上履きなども部分洗いできるので、一家に一台あると何かと便利に使えます!」といったコメントを掲載している。

 DEWKSサポートコーナーではアプリの動画と連携。売り場の展示商品に掲示するQRコードをスマホで読み取ると、それぞれの家電を紹介した動画を再生するなど、時短家電の使い勝手の良さをより体感できる仕組みを導入する。プライムツリー赤坂店のほかにも子育て世帯が多い地域にある店舗を中心にDEWKSサポートコーナーの展開を検討する。

 セブン&アイ・ホールディングスが手掛ける商業施設「プライムツリー赤池」にはコジマの親会社であるビックカメラも知育玩具に特化した新型店「ビックトイズ」を出店する。子育て世帯に照準を定めたグループの新たな取り組みで集客面での相乗効果も引き出す。

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