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いつでもどこでも、何でも――セブン、他社商品も導入。

[ 2018年2月2日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 「オムニチャネル戦略」を掲げ、ネットとリアルの垣根を低くしてきたセブン&アイ・ホールディングス。その手法はこれまでグループの資源による「自前型」が目立ったが、最近はグループ外とのオープンな連携も進める。さらなる「総合チャネル」を目指す段階に入った。

 象徴的なのが、セブン&アイのグループ通販サイト「オムニ7」だ。昨年11月から、ニトリやゼビオなどグループ外の企業6社・9サイトが出店した。セブンがオムニ7に「モール」を新設し、外部企業を初めて呼び込んだ。会員はグループ内外の様々な店舗で買い物できる。

 昨年11月にアスクルと始めた生鮮宅配サービス「IYフレッシュ」でも、グループの既存店舗とは異なる商品の取り扱いを増やす。例えばサービス開始後、レシピ付き食材「ミールキット」などを増やしてほしいとの要望が強かった。既存の店舗での総菜やカット野菜の扱いに加え、ネットの商品を工夫していく。

 「特徴的な商品があれば消費者は来てくれる」との思いからプライベートブランド(PB)など独自商品の開発に注力してきたセブンだが、他社の商品やネットワークも柔軟に生かせば強さは増す。2万店に及ぶコンビニエンスストア網は既に通販の受け取り拠点として存在感がある。より多くの商品を買え、受け取れる存在へ歩みを急ぐ。(中川雅之、諸富聡)

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