日経メッセ > リテールテックJAPAN > ニュース > カジュアルブランド新設、TOKYOBASE、18年秋メド。

日経の紙面から

カジュアルブランド新設、TOKYOBASE、18年秋メド。

[ 2018年4月30日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 アパレル販売のTOKYO BASEは2018年秋をメドに、カジュアル衣料のブランドを立ち上げる。同社がカジュアル衣料を扱うのは初めて。競合の大手セレクトショップと価格帯や服のテイストを近づけながら、原価率を高めた高品質の商品で差別化を図る。20〜40代の質にこだわる男女を取り込み、10年以内に年間売上高300億円を目指す。

 同社はセレクトショップ「ステュディオス」や、国内製造にこだわるブランド「ユナイテッドトウキョウ」などを展開。同ブランドは原価率約50%の商品を独自で企画し、国内生産する戦略で売り上げを伸ばしてきた。

 新ブランド「パブリック トウキョウ」はあえて大手セレクトショップ各社の主力事業と似た価格帯や商品構成にし、原価率が約50%の国産商品で顧客を取り込む戦略をとる。客単価は春夏で1万8000円、秋冬で2万5000円を見込む。

 社外からデザイナーを招き、カジュアル衣料デザインの知見を補った。デニムやダウンコートなどを充実させる。

 実店舗はまず東京・新宿や大阪市など3カ所で構える予定。衣料品通販大手「ゾゾタウン」や直営のネット通販サイトも開設する。年約5店舗ずつ出店し、約35店舗体制を目指す。インターネット通販で売上高の半分以上を稼ぐ計画だ。

 谷正人最高経営責任者(CEO)は「原価率30〜35%の商品が多い中で、原価率50%の商品力と現場の営業力をいかせば(競合勢が多数いる)レッドオーシャンでも勝てる」と意気込む。

ニュースの最新記事

PAGE TOP