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顧客情報まとめて管理、セブン、ネットと店舗でID統合。

[ 2018年5月16日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は6月、インターネット通販と実店舗の顧客を統一して管理する仕組みを立ち上げる。顧客ID「7iD(セブンアイディ)」を新たに設ける。コンビニエンスストアなどの実店舗とネット通販の利用客の購買情報を一元的に把握。顧客ごとにお薦め商品を提案したり、相互送客したりする。

 6月からセブンイレブンやイトーヨーカドーで新たなスマホアプリの運用を始める。アプリの利用にあたって、利用者が名前や生年月日、メールアドレスなどの会員情報を入力すると「7iD」が付与される。電子マネー「nanaco(ナナコ)」の会員情報を入力するとナナコのポイントをためることもできる。

 現在約850万人のオムニ7の会員情報は、6月から7iDに移行する。セブンイレブンなどのアプリを新たに利用すると、ネット通販の購買情報と連動させることができる。

 新たな顧客IDの導入に合わせて6月から、ネットと実店舗で購入した金額に応じて特典を付与する「セブンマイルプログラム」も始める。3カ月ごとの買い物金額に応じて、有料の外部アプリを無料で使えるようにしたり工場見学などの体験型イベントに参加できたりする。

 スマホアプリは2019年5月末までに1000万人の利用を目指す。19年度には現金ではない決済にも対応する計画で、利便性を高めることで利用客の囲い込みを進める考えだ。

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