日経メッセ > リテールテックJAPAN > ニュース > 100円ショップ、出店攻勢、大手4社、18年度500店、ネット通販より割安感。

日経の紙面から

100円ショップ、出店攻勢、大手4社、18年度500店、ネット通販より割安感。

[ 2018年5月19日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 100円ショップの出店拡大が続く。ダイソーを運営する最大手、大創産業(広島県東広島市)など大手4社の2018年度の新規出店は過去最高水準の500店超となる見通し。低価格ショップはインターネット通販の送料引き上げでより割安感が出ており、消費者の根強い節約志向も背景に存在感を増している。

 2位のセリア、3位キャンドゥ、4位ワッツを含めた18年度末の国内店舗数は7000店を超える見込みで、過去5年で2割増える。新規出店数はデータを比較できる11年度以降、毎年増えており、17年度も500店近い出店があった。18年度はこれを上回る見通し。

 総合スーパー(GMS)など商業施設への出店が増えている。GMSはネット通販の影響を受ける衣料品店などに代わり、幅広い品ぞろえで集客力が高い100円ショップにテナントを入れ替えている。ネット通販の送料引き上げも追い風だ。

 大創産業は150店超を出店する見込み。現在3150店で、店舗シェアは5割近い。他社の2倍を超す7万点の品ぞろえで若者から高齢者まで広く消費者を取り込む。

 100円ショップは1990年代末からのデフレ経済下で店舗網を広げてきた。日経MJの専門店調査では100円ショップ大手4社の2016年度売上高は15年度に比べ6・8%多く、小売りの他の業態より伸びた。

ニュースの最新記事

PAGE TOP