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カード会員、互いに優待、松屋銀座・阪急メンズ、連携で顧客獲得。

[ 2018年6月4日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 松屋の銀座店(東京・中央)と阪急阪神百貨店の「阪急メンズ東京」(東京・千代田)が1日から相互送客に乗り出した。カード会員顧客に互いの優待サービスを付与する。阪急阪神百貨店は都心エリアでは男性向け店舗しかなく、女性客の取り込みが課題。男性向けサービスの強化が課題だった松屋と組めば補完できるとみて、潜在的な顧客獲得につなげる。

 阪急メンズ東京で松屋カードまたはポイントカードを提示し、入会金・年会費無料の阪急メンズ東京マイレージカードに新規入会すると、通常の買い物金額3%のポイント加算が6%に上がる。一方で、松屋銀座で阪急阪神お得意様カードまたはペルソナカード、ポイントカードを提示すると、対象商品が5%割引される優待券をもらえる。

 カード会員数は松屋銀座が約40万人、阪急メンズ東京が約30万人。まずは、両館で発行されるクレジットカードによる売り上げを50%伸ばす。

 松屋銀座は婦人服・雑貨や家庭用品、子供服など、阪急メンズ東京は紳士向けのブランド・雑貨などの商品やサービスを強みとしており、「互いの強みが被らず、品ぞろえを補完できる」(両社)とみている。

 両館は銀座・有楽町エリアで商業施設の開業に伴い近年増えている来街者も取り込みたい考えだ。松屋の顧客戦略部は「エリア間の競争が激しくなっている」(服部延弘担当部長)とみており、百貨店が連携し銀座・有楽町の活性化を図る。

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