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百貨店、梅雨時の集客に知恵、雨キ雨キお買い物――大丸、雨予報で割引サービス、高島屋、軽量・「日本製」の傘提供。

[ 2018年6月10日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 西日本や関東甲信越などが梅雨入りするなか、百貨店の梅雨商戦がピークを迎えている。各社は来店機会を増やそうと、雨天時の特典サービスを充実。傘やレイングッズのラインアップも増やして機能性やデザイン性の高いものをそろえる。雨天で落ち込みがちな売り上げを下支えしたい考えだ。

 大丸松坂屋百貨店の大丸東京店(東京・千代田)は初めて雨天時の特典を導入した。前日の予報で東京が雨となった日に5日間限定で実施する。「梅雨のお助けサービス」マークがある売り場でレイングッズ2点を購入すると10%値引きする。

 2階の化粧品売り場では「ジョンマスターオーガニック」が頭皮の簡易診断サービスを無料で実施。最適なシャンプーとコンディショナーのサンプル品を配布する。

 高島屋も新宿店(東京・渋谷)で、当日午前10時〜午後6時までの間に同店周辺で雨が降った場合、各階で増量や割り引きなどのサービスを終日実施している。

 同店では現在、傘を前年比10%増の約1000本を用意。今回は軽量傘を約100グラム以下、115グラム以下、120グラム以下といったグラム別に紹介するコーナーを設けた。きゅうり1本やゆず1個、キウイ1個分といった例えも表示した。

 外国人客から支持を集める日本製の傘を集めたコーナーも設置。英国王室御用達ブランド「フルトン」の傘も豊富に用意した。鳥かごのような形と透明地を組み合わせたデザインが特徴。中心価格が約4000〜6000円台と手ごろなこともあり、近年人気が高まっている。レイングッズの売り上げで前年比15%増をめざす。

 三越伊勢丹は11日までの期間限定で銀座三越(東京・中央)でレイングッズの催事を初めて開いた。20ブランド以上集め、雨傘はフルトンの日本限定デザイン(6480円)や特殊技法で織られた生地を使用したモンブランヤマグチの洋傘(2万5920円)、熟練の職人が作る福井洋傘(5万6160円)などをそろえた。

 松屋は銀座店(東京・中央)で恒例の「GINZAの百傘会」を開催。約3000本を扱う。好きな画像をプリントし、骨6種類と柄24種類を選んでオリジナルの傘を作れるサービス(8964円〜)も初実施。京王百貨店も新宿店(東京・新宿)で同様のサービスを初めて実施する。

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