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セルフレジ、雑貨店着々、ハンズや「無印」、混雑対策、大都市、訪日客対応も。

[ 2018年8月8日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 大手雑貨店が客自身が支払いをするセルフレジの導入を進めている。東急ハンズ(東京・新宿)はこのほど新宿店(東京・渋谷)の一部売り場に導入したほか、良品計画の「無印良品」でも導入店舗を広げる。訪日客の増加などで混雑することが増えており、レジ待ち行列を減らす狙いだ。また、訪日客に使いやすいように多言語対応も進めている。

 東急ハンズ新宿店の文具売り場に導入したセルフレジは「セミセルフ」型。店員が商品のバーコードを読み取り、客は精算機を操作して支払いを済ませる。店員がバーコードを読み取る機器を3台、精算機を9台設置した。

 周辺に競合店が少ないこともあり、新宿店の文房具フロアはもともとレジが混雑しやすい。最近は訪日客が増え、レジの待ち時間はいっそう長くなりがちだ。

 訪日客もセミセルフレジを使いやすいように、支払い手段は現金やクレジットカードのほかに、中国人向けのスマートフォン(スマホ)決済サービス「支付宝(アリペイ)」「微信支付(ウィーチャットペイ)」も選べるようにした。

 セミセルフレジ導入の狙いには人手不足への対応もある。従来型のレジを9台置くと9人の店員が必要だが、今回は3人の店員で済む。その分、接客や商品補充の業務に充て業務効率も向上させる考えだ。

 今後の運用状況を踏まえ、同店の文房具のフロア以外、新宿店以外にも広げることを検討するとしている。

 良品計画は無印良品有楽町店(東京・千代田)を皮切りにセルフレジの導入を段階的に進めている。現在はイオンモール堺北花田店(大阪府堺市)などの4店舗。

 無印良品のセルフレジでは客自身が商品のバーコードの読み取りから支払い、袋詰めまでする。支払いに現金は使えない。クレジットカードや交通系電子マネーに加え、「MUJIショッピングポイント」にも対応している。

 訪日客の増加に合わせて、同社ではセルフレジの対応言語を日本語、英語のほかに、中国語を加えた。将来的には駅ビルなど他の来店客の多い店舗への導入拡大を検討している。

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