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白鳩・池上社長、20年に新物流センター、自社ECシステム外販も。

[ 2018年11月7日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 【京都】女性用下着の電子商取引(EC)を手がける白鳩の池上正社長は日本経済新聞社の取材に応じ、2020年をメドに新しい物流センターを立ち上げる方針を明らかにした。自社のECシステムの外販も始める。拡大するEC需要を追い風に23年8月期に売上高で18年8月期比85%増の100億円まで引き上げる。

 同社はこのほど京都市内の本社隣接地に約5000平方メートルの土地を取得。約30億円を投資し、売上高ベースで従来比最大5倍の物流量を扱えるようにする。建屋は5階建てで延べ床面積は約1万6000平方メートルを計画する。最新の物流機器を導入し、効率よく配送につなげる工夫をする。本社機能も持たせて従業員増にも対応する。

 また、自社開発してきたECシステムの外販に19年8月までに参入する。既存の他社システムに比べ一気通貫で在庫管理などができるという。「売上高が20億〜30億円程度の雑貨やアパレル企業に提供したい」(池上社長)。16年に筆頭株主になった小田急にもノウハウを提供する。

 大手宅配3社の配送料金値上げは「影響が深刻だ」。特に日本郵便への依存度が高く、50%の値上げを受け入れるのは容易ではないという。ただ、白鳩の売上高の5割を占める「楽天市場」を運営する楽天が20年度までに自社で物流網を整える方針を示しており、「楽天の動きに期待したい」(池上社長)と話した。

 同社が10月発表した5カ年の中期経営計画では23年8月期に売上高100億円、営業利益6億3000万円を掲げる。

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