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ゲオHD遠藤結蔵社長――リユース出店2000店体制へ(2019トップに聞く)

[ 2019年1月16日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 ――2019年のリユース業界をどう見ていますか。

 「フリマアプリがまだまだ広がっていくだろう。色々なニーズに応えられる市場になってきたが、成長を後押ししているのはフリマアプリだ。しばらくは顧客が持つ中古品を巡る買い取り競争が続く」

 「ゲオの強みは創業期から増やし続けてきた実店舗と多彩な買い取り品目だ。『ゲオショップ』と『セカンドストリート』、2つの屋号で何でも買い取っていきたい。通常の小売店と異なり、リユースの店舗では商品の持ち込みやすさが重要だ。駐車場付きの店舗や路面店を多く設けており、フリマアプリ普及後も買い取り量は好調に推移している」

 ――店舗数はグループ全体で1800店を超え、業界最多です。

 「お客様が何かを売りたい、手放したいとなったとき、真っ先にゲオを思い浮かべてもらいたい。そのために今後も拠点を増やす。立地や賃料を見ながら、22年までにグループ2000店舗を実現したい」

 「最近は商品を販売せず、中古品買い取りに特化した専門店も開いている。10坪程度の店舗面積で都市部にも出店しやすい」

 ――好調なリユース事業に比べ、レンタル事業は苦戦しています。

 「スマートフォン(スマホ)の登場後、時間の消費の仕方が多様化したのが原因とみている。レンタル事業からの撤退はないが、利益が取れると判断すれば、モバイルなど、ほかの商材の取り扱いに切り替えることはある」

 「普及しつつあるシェアリングサービスは、ゲオがこれまで展開してきたレンタル事業と親和性が高いとみている。レンタルで培ったノウハウをそのまま使える」

 ――今後の事業展開は。

 「『セカンドストリート』や『ゲオショップ』に続く新業態を増やしていく方針だ。海外事業は引き続き強化する。アメリカの3店舗は順当で、マレーシアでの新規出店も検討中だ」

(堺峻平)

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