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大塚家具、VRで高級店巡り。

[ 2019年4月24日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 大塚家具は仮想現実(VR)技術などを使い、東京・青山にあるイタリアの高級家具ブランド「ポルトローナ・フラウ」の国内店舗をスマートフォン(スマホ)の画面上で巡れる「バーチャルショールーム」のサービスを始めた。画面操作で仮想の店内を回り、家具の大きさや色合い、雰囲気を確認できる。VR機能もあり、利用者が実際に現地で買い物している感覚を味わえる。

 新サービスでは2018年3月に出店した「ポルトローナ・フラウ東京青山」(東京・港)を再現。スマホ画面を操作し、店内を移動したり、360度見渡したりできる。スマホを専用ゴーグルに装着して、VR機能も使える。顔の動きなどに合わせて画面が変わり、店舗での買い物を疑似体験できる。

 高級家具店の店内をスマホやパソコンから気軽に見てもらい、商品をアピールする機会を増やして来店につなげる。新商品の入荷や、売り場の入れ替えにも対応し、常に最新の店内を再現できるようにするのも検討中だ。

 コンテンツの作成には、2月に資本業務提携した越境電子商取引(EC)事業を手がける中国企業、ハイラインズの技術を活用した。

 ポルトローナ・フラウは1912年創業の老舗家具ブランドで、大塚家具が06年から代理店として日本で展開してきた。日本の店舗は伊ミラノの直営店のコンセプトを取り入れており、ポルトローナ社がデザイン監修をしている。

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