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ミニストップ、無人レジの小型実験店、冷食・PB充実。

[ 2019年9月4日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 ミニストップは同社初となる無人レジの小型店舗を都内で実験的に出店した。スイーツなどを作るキッチンは設けず、冷凍食品や低価格品を充実。24時間営業ではなく、IT(情報技術)を活用して効率的な店舗運営を意識した。

 店名は「365table(サンロクゴテーブル)」で、このほど東京都江東区に開設した。店内は食品スーパーなどに近いが、同社が得意とするソフトクリームや定番スイーツ「ハロハロ」は提供しない。総菜を中心とした冷凍食品を豊富に取りそろえ、イオンのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の商品も用意した。

 決済は3台の無人レジだけで購入者は商品を一つ一つスキャンし、現金やクレジットカードなどで支払う。常駐する店員は、レジ操作の補助や店内の品出し作業などに専念する。

 主力業態「ミニストップ」の販売は振るわず、2019年2月期の連結決算は2期連続の最終赤字だった。ソフトクリーム専門店など相次ぎ新規業態を出しており、「無人レジの店舗も状況を見ながら多店舗化を検討する」(広報担当者)としている。

 人手不足が深刻なコンビニ業界では省人化の取り組みが欠かせなくなっている。ローソンは8月から深夜時間帯に従業員を配置しない実験を始めた。セブン―イレブン・ジャパンは18年12月、NECと共同で無人レジの店舗を開いた。顔認証技術を使って入店や会計時に利用者を特定する。

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