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お店に来ればアプリにおまけ、ローソン、「バスチー」も投入。

[ 2019年10月7日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 ローソンは利用者の来店を促すため、スマートフォンアプリを通じて提供する「おまけ」を充実させる。店内で無料対話アプリ「LINE」を使うと抽選に参加できるキャンペーンを拡充。自社アプリでは異なる店舗を訪れた数に応じて商品がもらえるスタンプラリーを導入したところ、4千店超を回る人も現れた。アプリが実店舗に与える影響が高まっている。

 LINEを活用したキャンペーンでは、店内でLINEのアプリを開いて抽選に応募するとLINEのポイントや飲料などが当たる。3日にはローソンの代表的なヒット商品である「バスチー バスク風チーズケーキ」を景品に加えた。

 近距離無線通信「ブルートゥース」でローソンの店内にいることが分かると、「友だち」となったローソンの公式アカウントからメッセージが届く。位置情報を用いるLINEのサービスと連携した。24時間に1回応募でき、これまで月に約100万人が参加した。

 他社との連携だけでなく、2014年に配信を始めた自社のスマホアプリ「ローソンアプリ」を通じても集客に力を入れる。ダウンロード数は800万件で、月間利用者は約200万人。商品情報を発信し、利用者がゲーム感覚で楽しめる販売促進策も打ち出す。

 スマホスタンプラリーでは参加者がローソン店舗でアプリを立ち上げると、全地球測位システム(GPS)を使って入店した店舗を特定。1店舗を訪れると「スタンプ」を1つ付与し、異なる店に行くとスタンプが増える。スタンプが集まれば同社が販売する唐揚げ「からあげクン」のオリジナルグッズなどを抽選でプレゼントする。

 12月頃に予定するイベントでは、店舗に応じた特定のスタンプを検討する。これまでのイベントには延べ約11万人が参加。ローソンの全約1万5千店のうち、4分の1超に当たる4千店を訪れた参加者もいたほどだ。

 店舗数の増加やドラッグストアなどとの競合により、コンビニエンスストアは既存店客数の伸び悩みが課題になっている。スマホの位置情報を使った「ドラゴンクエストウォーク」などのゲームが人気を呼んでおり、遊びの要素を加えながら個人を店に呼び込む。

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