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ビックカメラ経済圏、中古にも、コジマ・ソフマップ、ポイント一体。

[ 2019年11月1日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 ビックカメラ傘下のソフマップは11月、中古品の買い取りアプリ「ラクウル」の機能を拡充する。ラクウルにビックカメラとグループ企業コジマのポイントカード機能をつけ、グループ共通の電子マネーもたまるようにする。中古品をラクウルで売り、グループ店舗や通販で新製品を買ってもらう消費の循環を促して相互に集客する。

 ソフマップは2018年7月にスマートフォンアプリのラクウルの提供を始めた。買い取り対象は、パソコンやスマホといったデジタル機器のほか、ゴルフ用品、衣類・ブランド品、酒類、楽器など20以上。利用者がアプリで買い取りを申し込むと梱包用の箱が自宅に届く。中古品を入れて返送し、査定結果を見て売るかを決める。

 ラクウルにビックカメラグループのポイントカード機能を持たせる。ビックカメラとコジマ、ソフマップのポイントを一覧で確認し、店頭でポイントをためたり使ったりする際もラクウルを開くだけで済む。

 これまで各ポイントを確認・利用するには、各社が発行するカードをそれぞれ店頭で提示したりアプリを開いたりする必要があった。ラクウルでビックカメラグループの各ポイントを一目で見られるようにし利便性を高める。

 ラクウルでグループ共通の電子マネーも使えるようにする。グループ店舗の買い取りカウンターで中古品を売ると、査定額に通常5%を加えて「ビック買取マネー」として受け取れる。ラクウルでも対応する。

 ビック買取マネーはグループ店舗やソフマップの通販サイト「ソフマップ・ドットコム」で使える。現金と同等の扱いで、決済額に応じ各社のポイントもたまる。

 ラクウルの機能拡充により、ビックカメラグループで顧客の囲い込みを進める。ラクウルでポイントカードをまとめて見られるようにし、アプリを使う回数を増やしてもらう。中古品をラクウルで売ると特典を与え、新製品をグループの店で買うように促す。

 ラクウルでは商品分野ごとに専門店と提携して査定を任せ、買い取った品も専門店で売ってもらうなどほかの小売店との協力を進める。買い取り品目もさらに増やし、中古品買い取りのプラットフォームを目指す。

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