SECURITY SHOW

SECURITY SHOW 2019 | 2019年3月5日(火)〜8日(金) 東京ビッグサイト
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日立系、工場クレーンにAI、人を認識し自動停止。

 日立製作所子会社の日立プラントメカニクスは人工知能(AI)を使って工場や倉庫の安全を確保するシステムを外販する。場内の搬送に使う天井クレーンに搭載し、人の位置を確認しながら自動で減速・停止する。部品の劣化を検知する機能も搭載しており、修理の効率化にもつながる。熟練作業者の減少に悩む製造業などのニーズを見込む。

 9月に試験運用を始め、2018年度内の発売を目指す。システム単独のほか、クレーンと一体でも販売する。人を認識するカメラやセンサーを搭載し、つり荷の周囲にいる人の位置を監視。安全な距離を保ち、人が接近しすぎた場合は運転を再開しないようにする。

 センサーやカメラを天井クレーンに設置するため、工場全体の3次元データを作成できる。場内の設備の配置や資材を搬送するルートを把握し、作業を改善する際の助言に生かす。

 クレーンには基幹部品であるインバーターの劣化を検知する機能も搭載。故障前に交換部品を用意することで、予備品を準備する手間を省けるとみている。

 日立プラントメカニクスは20トン以上の天井クレーンで国内シェア3割を持つ。製造業や物流企業ではクレーンの操作に習熟した作業員が減少し、安全の確保が課題になっている。システムを活用して作業を効率化すればコスト削減にもつながることを訴えて顧客企業の需要を開拓する。

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