SECURITY SHOW

SECURITY SHOW 2020 | 2020年3月3日(火)〜6日(金) 幕張メッセ
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セコム、日本式警備の輸出加速、トルコ進出、IT駆使。

 セコムはIT(情報技術)を駆使して効率よく安全を守る「日本式警備」の海外輸出を加速する。トルコに進出して月内に合弁会社を設立し、2019年中にもサービスを始める。現地では人手に頼る警備手法が主流なのに対し、防犯センサーやカメラなどのITによる精度の高い警備を売り込む。伸びが大きい海外への展開を広げる。

 2月中にトルコの財閥、チャルックグループとの合弁で現地法人を設立する。50%ずつ出資し、セコムグループの連結子会社とする。まず100人規模を採用する。年内に始める予定のサービスでは、オフィスや小売店舗、工場などで、センサーやカメラを活用した機械警備を手掛ける。法人向けで認知度を高めながら家庭向けの市場も開拓する考えだ。

 11日にイスタンブールで調印式・記者会見に出席したセコムの中山泰男社長はトルコへの進出を決めた背景に(1)国民の平均年齢が若い(2)地政学的に貿易の結節点に位置する(3)日本に良いイメージを持つ――点を挙げたうえで、「25年までにトルコの警備会社トップ3を目指す」と話した。

 トルコは製造業の拠点として注目されるほか、近年の経済成長で販売拠点の設立も相次ぐ。外務省によると、日系企業の拠点数は17年に197社で、12年の93社から5年で倍増した。

 セコムの佐藤貞宏国際事業本部長は「日本式警備へのニーズを感じている」と話す。人件費の高まりや、工場の厳格なセキュリティーが求められるようになっていることが背景。欧米の家庭向けセキュリティーの普及率が約2割なのに対し、トルコは家庭向けで2%、法人で5%ほどで、伸びの余地も大きいと判断した。

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