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万引防止機設置を明示、システム協会、医療機器に配慮。

[ 2012年10月10日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 日本万引防止システム協会(東京・新宿)は万引防止(EAS)機器の設置場所を明示するステッカーの貼付を小売業者などに徹底する。電波を発するEAS機器は医療機器の動作に影響を及ぼす場合があるため、植え込み型心臓ペースメーカーなどを利用する来店客に周知する狙い。店頭販促(POP)も刷新し、貼付率を引き上げる。

 EAS機器の設置場所が分かりやすいように、「EAS稼働中」と大きく記した新しいPOPを作成した。ゲート位置近くの正面入り口など、来店客の目に付きやすい場所に貼ってもらう。

 同協会は日本心臓ペースメーカー友の会(東京・世田谷)と日本不整脈デバイス工業会(同・文京)の要請を受け、EAS機器の存在を示すためのステッカーやPOPを作成。設置場所周辺に貼るよう2007年から指導してきた。ただ、11年に店頭の貼付状況を医療関係者が調べた結果、貼付率は半分程度だった。

 このため12年3月に協会内に「貼付100%促進化委員会」を設置。EAS機器を利用する小売店などにステッカーやPOPを改めて貼るよう依頼する。国内にEAS機器は約20万台が普及。ペースメーカーなどの医療機器を装着している人は約50万人いるといい、安心して買い物ができる対応が求められていた。

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