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壁越し人の動き検知、シャープが高性能センサー、防犯・高齢者見守り向け。

[ 2015年8月21日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 シャープは人の体の動きを精密に検知できる高性能センサーを開発した。壁越しでも10メートル以内なら人の動きが分かるほど精度を高めた。防犯用のほか、高齢者の見守りなど幅広い用途を見込む。来年春をメドに販売を始める。シャープは高性能センサーを電子部品事業の主力製品として位置づけており、新規顧客の獲得につなげたい考えだ。

 人の体の動きを検知する「人感センサー」は通常、赤外線が利用されている。シャープはボールの速度を測る野球のスピードガンなどに組み込まれるマイクロ波を使ったセンサーを高性能化した。ソフトウエアで人の動きをより精密に解析できる。同社の従来製品より体積を4割小さくした。

 シャープは新型センサーをテコに成長が見込める自動車向けの事業拡大を目指す。運転手のまぶたの動きや脈拍をマイクロ波で検知できるセンサーも製品化する。マイクロセンサー全体で年間売上高20億円を狙う。

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