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空き家管理、月5000円程度――防犯や定期的な外観チェック(サービスウオッチ)

[ 2017年12月1日 / 日本経済新聞 朝刊 ]

 一人暮らしの親の死去や自身の転勤などで空き家となった戸建て住宅の管理サービスが広がっている。放置すると雑草が増えたりして隣家とトラブルになる恐れがある。各社の基本サービスは月に一度の訪問で外壁の破損や雨漏りがないかチェックし、郵便物を整理して転送するものが多い。

 大東建託パートナーズ(東京・港)は換気や屋内外の清掃を含めて月額1万円(税別)で請け負う。震度5強以上の地震や台風といった災害時は無料で追加の見回りをする。

 家の中に入らず、外観のみを確認する割安プランも月5000円で提供しているが、顧客の7割以上は内部チェックも希望するという。「定期的に水道に水を流したり換気をしたりしないと家が傷む」(同社)

 防犯を重視する利用者向けに警備会社も手掛ける。綜合警備保障(ALSOK)は破損や周辺のゴミ不法投棄がないか月に一度確認し、侵入者を感知すると急行する「るすたくセキュリティパック」を月5000円で提供している。屋内に入っての換気や通水は1回につき5000円だ。

 外観チェックだけなら月額100円の業者もある。NPO法人の空家・空地管理センター(埼玉県所沢市)は空き家の放置を減らすために格安で提供する。

 独自の研修を受けた不動産業者らがボランティアで見回りを引き受ける。上田真一代表理事は「誰も住んでいないと小さな変化に気付けない」と管理の重要性を指摘する。

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