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自販機で地域見守り、キリンビバ、西新井警察署と連携、映像記録し防犯に活用。

[ 2018年7月11日 / 日経MJ(流通新聞) ]

 キリンビバレッジは今夏、小型カメラを内蔵して見守り機能を付けた自動販売機の展開を始める。西新井警察署(東京・足立)と防犯活動に関する覚書を結んだ。見守り自販機を年内に同署管内で30台設置する計画だ。記録した映像を防犯などに役立ててもらう。

 小型カメラは自販機の前面に並ぶ商品サンプル内に設置する。カメラが記録する自販機の前方の状況は西新井警察署が管理する。仮に周辺で犯罪が発生した場合は映像を捜査に活用してもらうという。

 ただ、地域の治安維持への貢献だけではない。「通常の営業活動では縁がない場所でもビジネスチャンスが生まれてくる」。キリンビバの自販機運営子会社、キリンビバレッジバリューベンダーの新井裕明執行役員は話す。見守りで一定の成果が見込めれば、今まで以上に自社の自販機を設置できる余地は広がる。人の集まる公共施設などへの導入も進めやすくなる可能性がある。

 稼働率は悪化傾向にあるが、定価販売できる自販機は飲料メーカーにとり重要な収益源。立地や付加価値を巡る取り組みは広がりそうだ。

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