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米セキュリティー新興上場。

[ 2019年6月19日 / 日経産業新聞 ]

 【ニューヨーク=宮本岳則】セキュリティー対策サービスを手がける米クラウドストライクが12日、米ナスダック証券取引所に上場した。初値は63ドル50セントとなり、公募・売り出し価格(公開価格)を9割上回った。世界中でサイバー攻撃の脅威が広がり、投資家の成長期待は高い。未上場の急成長企業「ユニコーン」の新規株式公開(IPO)が明暗を分けるなか、同社は好調な滑り出しとなった。

 クラウドストライクは2011年設立の新興企業で、米カリフォルニア州に本拠を置く。人工知能(AI)とクラウドサービスを活用し、サイバー攻撃に対処する技術や製品を提供する。創業者のジョージ・カーツ最高経営責任者(CEO)は米セキュリティー大手マカフィー幹部を経て同社を立ち上げた。米大統領選前の16年4月、米民主党中央委員会に対するロシア系グループのサイバー攻撃を発見し、一躍有名になった。

 12日の終値は58ドルとなり、公開価格34ドルを71%上回った。時価総額は114億ドル(約1兆2300億円)。今回のIPOで6億1200万ドルを調達することに成功した。

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