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新日軽や森ビル、安全・防犯配慮の自動ドア。

[ 2009年2月24日 / 日経産業新聞 ]

 新日軽や森ビルなど五社は二十三日、安全性や防犯性に優れた高層ビル用の自動ドアを開発したと発表した。ビル内に入るため二重の扉をくぐる仕組み。施設内外の温度差・気圧差が大きくなることでドアが開きにくくなったりする「ドラフト現象」を抑制できる。認証システムも搭載し、不審者の侵入も防ぐ。

 開発に携わったのは新日軽と森ビルのほか、パナソニック電工やナブテスコ、ナブコシステム。新日軽のサッシの技術や森ビルのビル開発のノウハウ、パナソニック電工のセキュリティー技術などを組み合わせた。

 自動ドアの二重の扉は常に一方のみが開く構造にできる。また、二重扉の内側は風除室の機能を備えており、ビル内の温度や気圧の変化を抑制する。一分間で十人の通行が可能という。

 扉に挟まったときの衝撃を抑えるため、扉を軽量化し、一般的な自動ドアの重量よりも約八三%軽い十キログラムとした。ドアの手前の認証システムにカードをかざさないと扉が開かない仕組みで、不正侵入を防止する。

 五社は今後、実用化に向けた検証を行い、今秋にも高層ビルに提供を始める。価格や販売方法などは未定だが、森ビルの大型オフィスビルへの設置を検討している。

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