今回で4回目となる「フランチャイズ・ショー大阪2024」が2024年10月17日(木)〜18日(金)の日程で開催中です。
会場となるインテックス大阪には、じつに103社にもおよぶフランチャイズ本部・代理店が集結するなど、例年と同様に大盛り上がり。コンビニ3社を含む約35社がフランチャイズ・ショー大阪に初出展ということで、これまでフランチャイズ・ショー大阪の会場に足を運んだことがある人にとっても、新しい出会いや発見が期待できるはずです。
この記事では「フランチャイズ・ショー大阪2024」の初日の様子をたくさんの画像とともに徹底レポート。10月18日(金)も10時から16時30分まで開催しています。会場にて入場事前登録で無料入場できますので、お気軽に会場までお越しください。

フランチャイズの展示会としては、出展者・来場者ともに日本最大級の規模を誇るフランチャイズ・ショー。長年、2020年までは東京ビッグサイトを会場に年に1回の開催でしたが、2021年からは東京開催に加えて大阪でも開催されるようになりました。
2024年の今年は、じつに103社ものフランチャイズ本部・代理店が出展。飲食系はもちろん、美容系や健康系、福祉系、学習塾、小売、コンビニなどさまざまな業種・業態が出展しています。
ここからは、初日の様子をたくさんの写真とともに徹底レポートしていきます。少しでも気になるビジネスがあったら、ぜひ会場のインテックス大阪までお越しください。
「フランチャイズ・ショー大阪2024」の会場となるインテックス大阪は、Osaka Metro 南港ポートタウン線「中ふ頭駅」から徒歩5分と好アクセス。JR大阪駅からもおよそ40分で到着するほか、伊丹空港からも電車で30分と遠方からのアクセスの良さも魅力です。しかも入場料は無料で、簡単な事前登録をするだけで入場可能です。服装も自由なので、ビジネスのヒント探しにふらっと訪れてもOKです。

日経メッセ大阪は、「フランチャイズ・ショー大阪2024」を含め4展示会で構成されています。「フランチャイズ・ショー大阪2024」が開催されているのは4号館で、「JAPAN SHOP大阪2024」が併設する形で開催されています。

事前登録を済ませて、いざ会場内にレッツゴー。入り口近くには「BRAND OFF 買取専門店」と「ハウスドゥ」のブースがお目見え。リユース市場は右肩上がりに成長を続けていて、リユース経済新聞によると、2020年に2.4兆円だった市場規模が、2030年には4兆円まで達すると予測されています。


「BRAND OFF 買取専門店」は最小3坪の小スペースから開業可能、1人運営OK


元プロ野球選手・古田敦也氏をイメージキャラクターに起用する「ハウスドゥ」も出展
歩みを進めると、「セブン-イレブン」のブースを発見。「フランチャイズ=コンビニ」のイメージもあり、ひときわ賑いを見せていました。じつは、セブン-イレブンをはじめとしたコンビニ大手3社は、大阪でのフランチャイズ・ショーには今回が初めての出展となります。気になる方は、この機会に3社まとめて話を聞いてみてはいかがでしょうか。

「セブン-イレブン」の日本国内店舗数は21,592店舗と国内No.1(2024年7月末時点)


「ローソン」はブース内にコーヒーマシンを設置。「ナチュラルローソン」と「ローソンストア100」の加盟店も募集

「ファミリーマート」では4つの契約タイプに加えて「ひとり加盟制度」をスタート
フランチャイズ・ショーといえば飲食ゾーン。そんなイメージが根付くくらい、飲食ゾーンはいつでも熱気に溢れています。街中でよく目にするチェーンがたくさん出展しているので、会場内を歩くだけでもワクワクしてしまいます。

全国に1000店舗近く展開する「コメダ珈琲店」。名物のシロノワールファンも多い


「BURGER KING」ではセルフオーダーを採用しているので人手不足の心配も軽減

「日本サブウェイ」のブースは開場して早々に来場者でいっぱいになっていました
馴染みがあったりおいしそうだったり、どのチェーンも気になりましたが、取材班がとくに気になったのはこちらの2ブース。ひとつが「ちょいおでん」で、もうひとつが「WONJO BUANJIP(韓国)」です。

「ちょいおでん」はシンプルなブースながら商材の引きの強さによって多くの来場者が興味津々
「ちょいおでん」は"手軽で肩肘張らずに、美味しいもの"をコンセプトにしたおでん酒場です。焼き鳥や串揚げ、焼肉などを商材にした飲食チェーンは珍しくありませんが、おでんをメインの商材としたフランチャイズチェーンはかなりレア。多くの飲食店が軒を連ねるいま、差別化を重要視している方には選択肢のひとつに入りそうです。

「WONJO BUANJIP(ウォンジョ プアンチプ)」は韓国発の飲食フランチャイズ
続く「WONJO BUANJIP(韓国)」は、韓国で150店舗、マレーシアで2店舗を展開している飲食フランチャイズで、このたび日本でもフランチャイズ展開をスタート。日本人からも人気のサムギョプサルをはじめ、さまざまな豚肉料理を提供する予定と教えてくれました。先行者利益を得るならいまがチャンス。気になる方は「WONJO BUANJIP(韓国)」ブースへGO!

人気メニューのひとつである「豚の首肉」は日本ではあまり食べられないそう
さらに進むと、これからの季節にピッタリな"赤から鍋"や"鶏セセリ焼"などで知られる「赤から」を展開する甲羅のブースにたどりつきました。


甲羅が展開する「赤から」の魅力はなんといっても商品力。ローコストでの出店も可能
甲羅では「赤から」だけでなく、かに料理店の「甲羅本店」のフランチャイズ加盟店も募集中。40年以上繁盛し続けている人気店のオーナーになれるのはフランチャイズならでは。この機会にブースに足を運んでみてはいかがでしょうか。


「GYRO HOLDINGSグループ」ではイタリアンバル「ESOLA」など90ブランド以上を展開
「GYRO HOLDINGSグループ」も気になるブースのひとつ。ここは居酒屋業態を中心にカフェ、洋風レストラン、ビアガーデン、和風レストラン、高級レストランなど90ブランド以上の飲食店を展開しています。飲食系のフランチャイズを検討しているなら、ぜひとも話を聞いておきたい企業のひとつといえそうです。

「Honpoホールディングス」が運営する「からあげ本舗」は5年で120店舗突破
続いて目に留まったのは「Honpoホールディングス」のブース。ここは"日本で一番ごはんが進むからあげ"をコンセプトに、現在、日本国内で120店舗を展開中の「からあげ本舗」を手掛ける会社です。

「からあげ本舗」のからあげは、からあげグランプリで受賞するなど商材の強さが魅力のひとつ
「からあげ本舗」では、会場内にからあげの試食を1000食も用意。おいしそうな匂いに誘われてブースを訪れる人もいて、ブース周辺は大盛り上がり。フランチャイズ・ショーといえばやはり試食も楽しみのひとつで、この日も多くのブースが、来場者に自慢の商品を試食として配っていました。

「檸檬とスパイス」のブースではレモネードを試食として配布


「小麦の奴隷」ではザクザクカレーパンをまるまる一個、試食として用意

「フーシェア」では自社商材のドリンクを試飲として多数用意


「フラワーおはぎ専門店 Oh!huggy!!」のうっとりするようなおはぎも試食OK
飲食チェーンに負けないくらい大きな盛り上がりを見せていたのが、健康・美容系のフランチャイズ。コロナ禍で外出自粛が呼びかけられた一方、多くの人が健康面への影響を懸念してフィットネスジムなどに通いはじめました。その後も世界的に続く健康ブームから、多くのフィットネスジムが日々誕生しています。
また、コロナ禍をきっかけにスキンケアを重視するトレンドが高まり、それに伴って美容系のビジネスが増えはじめました。フランチャイズ・ショーでもコロナ禍以降、美容系のフランチャイズ本部が多くブースを構えています。

TSUTAYAが手掛けるマシンピラティスのFC「TSUTAYA Conditioning PILATES」
なかでも取材班が気になったのは、「TSUTAYA Conditioning PILATES」。そう、あのTSUTAYAが新たに手掛けるマシンピラティスのフランチャイズです。専用のマシンを用いて行うピラティスをマシンピラティスといい、女性誌などでも特集が組まれるなどじわじわとトレンドになっています。

「TSUTAYA Conditioning PILATES」は2024年4月からフランチャイズ展開をスタート。現在は直営含めて5店舗を展開中
このほかにも会場内には健康・美容系のフランチャイズが盛りだくさん。今後もブームは続くことが予想され、市場の拡大が見込まれます。

「ツースリー」もマシンピラティスのフランチャイズ。手掛けるのは全国20店舗黒字のピラティススタジオ運営会社


「GOLF NEXT24」は駐車場付き24時間・無人・完全個室でシミュレーションゴルフが楽しめる

「HITORI WELLNESS」は24時間の女性専用個室フィットネスサロン


会員制カウンセリングサロン「エステプロ・ラボ」は全国に26店舗を展開中
健康・美容系のフランチャイズと同じく、近年大きな注目を浴び続けているのが介護・福祉系のビジネスです。日本は世界に類を見ない超高齢化社会に突入していて、統計局の調査によると2023年にはじめて75歳以上人口が2000万人を超え、10人に1人が80歳以上となりました。
また、厚生労働省の発表によると、障害者の数は年々増加傾向にあり、障害者の総数は1164.6万人で、人口の約9.3%に相当するとしています。一方で、障害者向けの施設数は不足しているのが現状で、多くの障害者が生活に不便を感じている状態です。
福祉系ビジネスは国からの給付金が売り上げの多くを占め、景気の影響を受けにくい傾向にあります。社会貢献性が高いことから、多くの人が注目しているビジネスであるといえそうです。

「エターナルプラスワン」はフランチャイズ展開が難しいといわれている「行動援護」を提供
今回ピックアップするのは、多くの来場者が足を止めていた「エターナルプラスワン」。障害者向けの外出支援(行動援護)と訪問介護をハイブリッドで提供するフランチャイズチェーンです。

低投資・早期回収が見込める「エターナルプラスワン」
今回の「フランチャイズ・ショー大阪2024」にも、多くの福祉系フランチャイズが出展しており、来場者の方々がブースで熱心に話を聞いていました。


「エンターテインメントアカデミー でじるみ」では就労継続支援B型事業所を運営

「キャリカク」は就労継続支援B型とITを融合させた、新しい形のフランチャイズ


「Care Village Life」は業界初となる「住宅型有料老人ホーム16床」+「お泊りデイサービス9床」を併設したフランチャイズ
会場内にはさまざまなフランチャイズ本部がブースを構えていて、ただ歩いているだけでも新しい発見があります。なかでも取材中に思わず足を止めてしまったのが「今昔荘」。古い建物をリノベーションし、高級民泊・貸し切り宿として活用する事業を手掛けるフランチャイズです。

「今昔荘」は3000万円からスタートできる高級民宿フランチャイズ
コロナ禍以降、日本を訪れる外国人の数は増えていて、2024年は2月〜8月まで7ヶ月連続で過去最高を更新しています。政府は2030年に訪日外国人数6000万人を目標(2024年1月〜8月で2400万人)にしていることから、今後も民宿や貸し切り宿の需要は増すことが予想されます。増加が見込まれるインバウンドを対象としたビジネスを探している方にも、「今昔荘」はピッタリのビジネスといえそうです。

「今昔荘」ではフランチャイズのほか業務委託モデルでも募集
そのほかにも多くの来場者で賑わいを見せていたブースをご紹介します。フランチャイズ・ショーの魅力は、一度に複数のフランチャイズから話を聞けること。少しでも気になるフランチャイズがあったら、積極的に話しかけて情報収集するのがおすすめです。

「ワールドフランチャイズシステムズ」はファッションライフストア「SHOO・LA・RUE(シューラルー)」を中心に展開するアパレル業態のフランチャイズ


抜群の知名度を誇る「ダスキン」では売り上げの8割近くを安定性の高いサービスが占める

「ベンリーコーポレーション」ではハウスクリーニングや草刈り・枝切りなどお客様のあらゆる「困った」に対応


「わんぱれ」ではペットの姿を高級感ある油絵にすることで、暮らしの中にいつまでも飾り続けることができるワンランク上のインテリアを提供

カラオケボックスの「カラオケCLUB DAM」は、500店舗以上を展開するBIG ECHOの姉妹店で、スケールメリットにも期待

「NeweZ」ではSDGs貢献型農業ビジネス「ブルーベリー農園経営」を展開。200万円からスタート可能


「ロボ団/エディオン」は子ども向けロボットプログラミング教室。JAXA(宇宙航空研究開発機構)などとも協同で教材を開発しているそう
フランチャイズ・ショーに出展しているのは、なにもフランチャイズや代理店本部だけではありません。店舗開発業務の効率化を目的とするツールや、店舗の集客支援・インバウンド対策支援ツールを提供する企業なども出展しています。

「プロパティデータサイエンス」では業務を効率化してくれるツールを提供
「プロパティデータサイエンス」では、店舗開発業務の効率化を目的としたSaaSツールを提供。複雑な店舗開発プロセスを一元管理し、迅速な意思決定を可能にしてくれます。また、出店予測の判断効率を飛躍的に向上させるクラウドサービスも手掛けていて、多くのフランチャイズ本部が導入しているそうです。

「想実」ではGoogleマップを活用した集客を支援。導入企業数は1500社以上
「フランチャイズ・ショー大阪2024」には103社にもおよぶフランチャイズ・代理店が出展していて、1日ですべてのブースから話を聞くのは難しく、2日連続で足を運ぶ来場者も少なくありません。
「フランチャイズ・ショー大阪2024」の会場を訪れていた来場者は、どんな出会いがあったのでしょうか。来場者に聞いてみました。

「いろんな会社があるな〜」
まずお話を聞かせてくれたのは、愛知県から訪れたというこちらの男性。フランチャイズ・ショーは東京開催も含めてはじめてとのことで、「いろんな会社があるな〜」と驚いた様子でした。フランチャイズ・ショーはフランチャイズの展示会としては日本最大級の規模を誇り、今回の「フランチャイズ・ショー大阪2024」にも103社のフランチャイズ本部・代理店が出展しています。
なかには、見たり聞いたりしたことがあってもフランチャイズ展開していることを知らないフランチャイズ本部もあり、こちらの男性も「この会社がフランチャイズ展開しているなんて知らなかった」と話していました。展示会のいいところは、歩いているだけで自然と情報が入ってくるところ。オンラインでは収集しにくい情報も手に入れられるので、ビジネスのヒント探しにはうってつけといえます。

「たのしみが見えてきました」
続いて足を止めてくれたのは、兵庫県で10店舗以上のホームセンターを展開するこちらの男性2人組。新規事業の情報収集として「フランチャイズ・ショー大阪2024」に足を運んだそうです。
これまで東京開催も含めて5回ほどフランチャイズ・ショーに来たことがあるそうですが、「大阪は会場の雰囲気もよく、親近感があって話を聞きやすい」と東京開催との違いを教えてくれました。また、塾と就労支援、ファストフードなどのフランチャイズに興味を持ったそうで、「楽しみが見えてきました」ととても前向きな感想でした。
103社にもおよぶフランチャイズ本部・代理店が出展中の「フランチャイズ・ショー大阪2024」。「フランチャイズで独立したい」「事業多角化を検討している」「会社の第二の柱となる事業をはじめたい」という方は、10月18日(金)もインテックス大阪で開催していますので、ぜひ会場までお越しください。
また、会場となるインテックス大阪では、併設展示会として「リテールテック大阪2024」 「JAPAN SHOP大阪2024」「SECURITY SHOW大阪2024」を開催中です。会場を行き来している来場者も多く、一緒にチェックするのがおすすめです。お待ちしております!
【この記事を書いた人】
幸谷 亮(こうや・りょう)
株式会社Wordeal代表取締役。フランチャイズWEBリポートなど多くのWEB・紙媒体で執筆。前職はフランチャイズ本部の開発担当。