3月13日に開幕した「フランチャイズ・ショー2024」。国内最大規模を誇るフランチャイズの展示会で、41回目を迎えた今年も3月13日(水)〜15日(金)までの3日間、東京ビッグサイトで開催しています。
会場内には200社以上のフランチャイズ・代理店が一堂に会するなど、例年と同様に大盛り上がり。そのうち70社以上が初出展ということで、フレッシュさも感じられる「フランチャイズ・ショー2024」の初日の様子をたくさんの画像とともにレポートします。
3月14日(木)と15日(金)も10時から17時まで(15日は16時30分まで)東京ビッグサイトで開催しています。お気軽に会場までお越しください!
フランチャイズ業界において出展者、来場者ともに国内最大規模を誇る展示会がフランチャイズ・ショーです。2021年からは東京だけでなく大阪でも開催されるなど、規模をさらに拡大しています。

2024年の今年は213社にもおよぶフランチャイズ・代理店が東京ビッグサイトに集結し、非常に盛り上がりを見せています。来場者は、事業の多角化を検討する経営者や独立開業を目指す個人、土地・建物など不動産の有効活用を検討する方など、さまざまな目的で訪れています。

会場となる東京ビッグサイトの西1・2ホールには、213社にもおよぶフランチャイズ・代理店本部などが集結。飲食系や小売系にくわえ、福祉系や美容系などのフランチャイズ・代理店本部が軒を連ねています。
また、フランチャイズ・代理店のマッチングサイトや本部構築をコンサルティングする法人、チェーン店のDXや店舗支援ビジネス、インバウンド事業を展開する法人も出展するなど、ビジネスを加速させるヒントが得られること間違いなし。ここからは会場内をレポートしていきます!
フランチャイズ・ショーは、事前登録制で入場無料です。ウェブサイトから簡単に登録を済ませるだけで、フランチャイズ・ショーだけでなく同時開催の全展示会に入場できます。さっそく会場内に入ると、超どデカいブースがお出迎えしてくれました。この正体は、「児童発達支援コペルプラス/コペルプラスクリニック」です。

「児童発達支援コペルプラス/コペルプラスクリニック」のブースではマスコットキャラクターのペル君がお出迎え
「児童発達支援コペルプラス/コペルプラスクリニック」は、幼児教室を全国に70教室以上も展開しているコペルがプロデュースする、児童福祉法に基づく児童発達支援スクールのフランチャイズです。
「世界最多の教材数」としてギネスブックに申請するほど膨大な教材の数々により、ほかには真似できない多種多様なレッスンで差別化できる点が特徴です。
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出展者ワークショップ:3/14(木) 11:00~11:40
社会貢献と安定収益を実現!相乗効果をもたらす福祉型トータルフランチャイズシステムの全貌
登壇者:株式会社コペル代表取締役 大坪 信之氏
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コペルプラスのブースを抜けると、全国に1600以上の拠点を展開する「ペット共生型障害者グループホームわおん」のブースがあります。日本全国の障がい者数が12年で1.5倍にまで増加している一方、グループホームは慢性的に不足しているといわれています。

「ペット共生型障害者グループホームわおん」マスコットキャラクターの福助をパシャリ
「ペット共生型障害者グループホームわおん」は景気などの外的要因に左右されない"超安定型"の収益構造を実現していることから、年商にして3億円も可能なビジネスです。社会貢献性の高いビジネスを検討している方は必見といえます。

1971年のスタートから50年以上の実績を誇る「ダスキン」も入り口近くに大きなブースを設置
同じく入り口付近にある「デイメーカー・フランチャイズ・グループ」も注目するべきブースのひとつです。中小企業の経営を応援するBtoBフランチャイズビジネスを展開するデイメーカーホールディングス傘下の4社が共同で出展しています。

「デイメーカー・フランチャイズ・グループ」はスタイリッシュなブースデザインも必見
BNIはチーム紹介型マーケティングの仕組みをFC展開しているほか、CorporateConnectionsはエグゼクティブ・コミュニティ運営を、ERAはコスト削減コンサルティングを、Transworld Business AdvisorsはM&Aコンサルティングを手掛けています。

デイメーカーホールディング傘下の4社が合同で出展
毎年、フランチャイズ・ショーの会場内を賑わしているのは飲食関係のフランチャイズ。なかでも取材班が気になったのが、10年ぶりにフランチャイズ・ショーの会場に戻ってきた「マクドナルド」です。会場内をウロウロしながら、まずは「マクドナルド」のブースを目指して歩みを進めます。

「日本マクドナルド」のブースを発見


プレミアムローストコーヒーの試飲サービスを実施
「マクドナルド」はいわずと知れたハンバーガーチェーンで、日本国内だけでも3000店舗を展開しています。多くの店舗がフランチャイズで、じつは日本では70%がフランチャイズ店舗なんだそう。
初日の13日には、日本マクドナルド 代表取締役兼CEOの日色 保氏がセミナー「日本マクドナルドのフランチャイズシステムについて」が開催されました。

セミナーには多くの来場者が駆けつけていました
そのほかにも大手ハンバーガーチェーンのフランチャイズが出展していました。こうやって会場内を歩いてみると、改めてフランチャイズは普段から馴染みのあるお店が多いことに気づきますね。

アメリカで誕生したウェンディーズと、日本発のファーストキッチンがコラボした「ウェンディーズ・ファーストキッチン」。コラボ店舗は50店舗以上にものぼる

「BURGER KING」も約10年ぶりに出展
盛り上がっているのはハンバーガーチェーンだけではありません。国民食のひとつで、老若男女から愛されるラーメンのチェーンが10社以上も出展するなど、ラーメン人気はフランチャイズでも健在です。なかには試食を用意するなどし、さながらラーメン店のような雰囲気を演出しているブースもありました。

"こってりラーメン"でお馴染み「中華そば天下一品」


仙台発の人気ラーメンブランド「ラーメン☆ビリー」がフランチャイズ展開をスタート


「汁なし担担麺専門 キング軒」の特徴は小規模店舗で比較的低投資で開業ができること


「野菜日和じげもんちゃんぽん」は"野菜"にコミットすることでラーメン店との差別化を実現

全国に120店舗以上を展開する横浜家系ラーメン店の「壱角家」も出展
ラーメンは日本人だけでなく外国人観光客からも人気の日本食のひとつ。インバウンドを対象としたビジネスを検討している方も見逃せません。
さまざまな飲食ビジネスが出展するなか、取材班が会場内を歩いていて気になったチェーンを4つ紹介します。

「ダイニングイノベーション」のブースでは「七宝麻辣湯」をアピール
ダイニングイノベーショングループは「焼肉ライク」などを手掛ける大手飲食グループで、今回紹介するのは「七宝麻辣湯」です。スパイシーな薬膳春雨を、50種類以上のトッピングとともに提供しているそう。

「七宝麻辣湯」がフランチャイズ展開を本格スタート
まだ日本ではメジャーではない薬膳春雨スープですが、飲食のプロフェッショナルで、これまで数々の"イノベーション"を起こしてきた同社が手掛けるとどうなるのでしょうか。先行者利益を得るなら、いまがチャンスといえそうです。
続いて気になったのは、ホリエモンこと堀江 貴文氏が発案したパン屋さん「小麦の奴隷」です。2020年に北海道で1号店をオープンしたのち、わずか3年8ヶ月で110店舗まで拡大するなど、凄まじい勢いで成長中のフランチャイズチェーンです。

多くの来場者で賑わっていた「小麦の奴隷」
「小麦の奴隷」ではキラーアイテムである「ザックザクカレーパン」がカレーパンNo.1を決める大会で金賞受賞。さらに堀江 貴文氏が同チェーンのマーケティングに携わるなど、圧倒的な発信力を武器に急成長を遂げています。

カレーパンを食べて「おいしい」と顔がほころぶ来場者も

テレビにも取り上げられるなど、にわかに話題の「福包酒場」も出展していました

テレビ東京「カンブリア宮殿」に登場歴のあるTGALでは新たに全自動わたあめマシーンのFC展開をスタート
飲食関係のフランチャイズだけでも60ブース以上が出展していますが、なかには試食を配っているブースも多数。自慢の商品を味見してもらうことで、来場者もより興味を持って話を聞くことができます。


カルビ丼とスン豆腐専門店の「韓丼」ではカルビを試食として提供


「越後秘蔵麺 無尽蔵」ではミニみそらーめんの試食を実施中


「MyungRang Hotdog」では揚げたてのホットドッグを試食として提供


「たい夢」では熱々の薄皮たい焼きを一匹分配布

「珈琲館」の本格珈琲でブレイクタイム
もちろん、会場内にフードコートもあるのでゆっくり食事をすることも可能。今年は「おかやま工房 リエゾンプロジェクト」の焼き立てパンが販売されていました。「おかやま工房 リエゾンプロジェクト」は、わずか5日間の研修でパン屋さんを開業できる点が特徴のフランチャイズです。

お昼時には多くの人がフードコートで休憩していました

奥で焼いたばかりのパンを多数ラインナップ
フランチャイズの代名詞といってもいいくらいお馴染みのコンビニですが、じつは大手3社がフランチャイズ・ショーの会場に同時に出揃うのはコロナ禍前の2019年以降ではじめて。この光景を見ると、改めて日常を取り戻したことを実感します。

日本国内で21,402店舗を展開(2023年2月現在)する「セブン-イレブン」
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3/14(木)13:00~13:40
セブン‐イレブンの今後の出店戦略と 加盟店オーナーの地域密着型商売の秘訣とは
登壇者:セブン‐イレブン・ジャパンリクルートサポート部 加盟店オーナー募集総括マネジャー 髙橋 恭介氏
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「ファミリーマート」は国内第2位の16,370店舗(2023年12月現在)を展開

「ローソン」のほか、ナチュラルローソンやローソンストア100などをチェーン展開。ハピローポーズでパシャリ
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会が実施したJFAコンビニエンスストア統計調査月報(2023年12月度)によると、コンビニは全国に55,000店舗以上もあるなど、社会インフラのひとつでもあります。社会貢献性があり、かつ需要がトレンドに左右されない点がコンビニ経営の魅力です。地域に根差した経営や多店舗展開を目指す方は、ぜひブースを訪れてみてください。
新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、不要不急の外出自粛が呼びかけられる一方、健康面への影響が懸念されました。そこで注目を集めたのが、フィットネスやインドアゴルフです。密を避けながら運動不足解消やストレス発散につながるとして、一躍ブームとなりました。
「フランチャイズ・ショー2024」の会場内にも多くの健康・フィットネス系フランチャイズ・代理店が出展。その人気はいまも健在でした。

大手コンサル企業「船井総合研究所」ではインドアゴルフ練習場やAIフィットネス、セミパーソナルトレーニングなどの新規事業を紹介

24時間365日営業のインドアゴルフ練習場「LAHAGOLF24」


「FIT365」は月額2,980円で家族4人まで使えるフィットネスジム


酸素ルームやエステマシンなども完備するアミューズメント型のフィットネスクラブ「FIT-EASY」

「ステップゴルフ」のブースにはセミナーを聞くために来場者が詰めかけていました
会場内を歩いているとさまざまな業種・業態のフランチャイズがあることに気付きます。また、普段目にするブランドも多く、それだけでテンションが上がってしまいます。


世界有数のフットウェアブランド「スケッチャーズ」もフランチャイズ


100店舗以上の大型カプセルトイ専門店ガシャココ(gashacoco)を展開する「ハピネット・ベンディングサービス」


「カラオケCLUB DAM」は室料収入と飲食収入のふたつの柱を持つ高収益ビジネス
フランチャイズ・ショーの会場には、フランチャイズや代理店のブース以外にも、チェーン店のDXや店舗支援ビジネス、インバウンド対応を手掛けるビジネスなど、さまざまなジャンルのブースが軒を連ねています。

「mov」が手掛けるのはMEO対策ツールの「口コミコム」。口コミサイトに掲載されている店舗情報や口コミを一括管理・分析することが可能


「日本コンラックス」は自動釣銭機の導入による会計業務の効率化を提案
フランチャイズ・ショーには日本国内だけでなく、アメリカや韓国、シンガポール、UAEなど海外の企業も多数出展しています。

アメリカパビリオンでは普段あまり目にしないブースばかりで新鮮
なかには試食が可能なブース。普段はなかなか味わえない、海外で人気の味を体験できるのも、フランチャイズ・ショーならではの魅力ですね。

全米でFC展開している「The Pie Hole Los Angeles」は伝統レシピによる高品質のパイを提供

韓国No.1のバーガー&チキンブランド「Mom's Touch」も出展。2024年4月に渋谷に初の公式ストアをオープン予定

「フランチャイズ・ショー2024」の会場である東京ビッグサイト西1・2ホールでは、新たな取り組みとして「店・食・観光トレンド展」と「Good家電Expo」を同時に開催中です。
「店・食・観光トレンド展」はお店づくりにも役立つ情報を発信している展示会で、Good家電Expoは店舗や商業施設、オフィス、家庭など、様々なシーンで使われる話題の家電を紹介する展示会です。「フランチャイズ・ショー2024」の事前登録をするだけでフランチャイズ・ショーだけでなく同時開催の全展示会に無料で入場できます。


「Beyond Japan Made」ではサスティナブル・エシカルな取り組みをしている「地域産品」を紹介


「スノーピークビジネスソリューションズ」ではレストランやオフィスにスノーピークのキャンプギアやグリーンを組み合わせた魅力的な空間づくりを提案


「丹波貿易」は中国に本社を構える国際的アクセサリーブランド。市場で人気のある商品はモバイルバッテリーやオーディオ機器、充電器製品など


「キングスター」では大風量のハイスピードヘアドライヤーを展示

個性豊かなブースの数々に加え、フランチャイズ・ショーでしか聞けない無料セミナーやワークショップも、展示会に足を運ぶ醍醐味のひとつ。前述のセブン-イレブンのセミナーに加え、3日目には丸亀製麺などを手掛けるトリドールホールディングス 代表取締役兼CEOの粟田 貴也氏による、「トリドールホールディングスのグローバルフードカンパニーへの道~グローバル展開の舞台裏~」も開催予定。参加は無料なので、気になる人はぜひ会場までお越しください。
「フランチャイズ・ショー2024」の会場となる東京ビッグサイトには、213社にもおよぶフランチャイズ・代理店本部が出展しているので、会場内をうろうろしているだけで今後のビジネスのヒントにつながるはずです。
「新たなビジネスを探している」「この記事を見て少しでも興味を持った」という方は、3月15日まで開催しているのでお気軽に会場までお越しください。
さらに、今年のフランチャイズ・ショーはオンラインでも同時開催中!オンラインでしか視聴できない限定セミナー「本番に強いフランチャイズ起業家になるためには。」は必見です。遠方で会場に足を運べない方やスケジュールが合わない方はもちろん、実際に足を運ばれる方にとっても、参加するうえでの心得を教えてくれるはず。このセミナーを視聴してから会場に足を運ぶのもオススメです。
オフライン、オンラインともにお待ちしております!
【この記事を書いた人】
幸谷 亮(こうや・りょう)
株式会社Wordeal代表取締役。フランチャイズWEBリポートなど多くのWEB・紙媒体で執筆。前職はフランチャイズ本部の開発担当。