今年で43回目となる「フランチャイズ・ショー2026」が、3月4日(水)~6日(金)の3日間にかけて開催中です。
会場となる東京ビッグサイトには、200社以上のフランチャイズ・代理店が集結しています。フランチャイズ関連の展示会としては日本最大規模を誇っており、これまでフランチャイズ・ショーに足を運んだことがある人もない人も新しいビジネスに出会えるはずです。
この記事では「フランチャイズ・ショー2026」の初日の様子を徹底レポート。フランチャイズ・代理店本部のブースの様子はもちろん、来場者への突撃インタビューもお届けします。
3月5日(木)と6日(金)も朝10時から17時まで(6日は16時30分まで)東京ビッグサイトで開催していますので、お気軽に会場までお越しください!

フランチャイズ業界において出展者、来場者ともに国内最大規模を誇る展示会がフランチャイズ・ショーです。43回目となる今年は、200社のフランチャイズ・代理店本部が会場に集結しました。
定番の飲食系や小売系はもちろん、需要が増している福祉系・美容系などのフランチャイズ・代理店本部のほか、フランチャイズや代理店のマッチングサイト、本部構築をコンサルティングする法人、チェーン店のDX/店舗支援ビジネス、インバウンド事業を展開する法人も出展しています。

会場には、独立を志す個人から新規事業を検討している法人の担当者まで、さまざまな目的を持った方々が訪れています。初日の4日(水)も大変多くの方が集まり、会場は大盛り上がり。
なお、2020年までは東京ビッグサイトを会場に年1回の開催でしたが、2021年からは東京開催に加えて大阪(2026年は7月2日~3日開催)でも開催されています。

「フランチャイズ・ショー2026」は東京ビッグサイトの南展示棟で開催中です。事前来場登録(無料)を済ませて会場内に入ると、巨大なブースがお出迎えしてくれました。ここは、福祉・介護系の複数のフランチャイズ本部がブースを構えています。
そのうちの一つである「ネコロボマン訪問介護」は、訪問介護のきつい・続かないというイメージを払拭し、誇れる・選ばれる仕事へアップデートすることを目指す訪問介護フランチャイズです。

「ネコロボマン訪問介護」のキャッチフレーズは"介護で稼いで何が悪い!"
仕組み化された運営モデルと本部の伴走支援により、未経験でも安定経営と賃金向上を実現しています。社会貢献性が高いだけでなく、「介護ビジネスでしっかりと収益を上げたい」と考えている方にとって選択肢となるビジネスです。

初期コストの目安は1,000万円〜1,200万円
続いてブースを構えていたのは「ANELLA CAFÉ(アネラカフェ)」。こちらは、里親探しをする保護犬猫ふれあい施設を、障害者就労支援B型事業所として運営するフランチャイズです。ブースにはかわいいわんちゃんたちも駆けつけていました。

「ANELLA CAFÉ」のわんちゃんたち
ANELLA CAFEのブースを抜けると、ペット共生型 障がい者グループホーム「tocotoco」のブースがあります。

安定型の収益構造で年商4億円も目指せる「tocotoco」
「tocotoco」は、犬猫の殺処分問題や、障がい者の増加に伴う住居不足といった深刻な社会課題を解決するビジネスです。さらに、障がい者のご両親の高齢化や、増え続ける空き家問題までも一気に解決する仕組みを構築しています。
高い社会性と需要に裏打ちされ、わずか6年で2,000拠点もの開設実績を誇るなど圧倒的な成長力が特徴のフランチャイズです。

tocotocoの成功のカギは「ドミナント×複合化」
続いて見えてきたのは、「フィットイージー」のブースです。"アミューズメントフィットネス"という新カテゴリーを確立し、従来のジム運営の概念を再定義しています。

「FIT-EASY」のミッションは"新たなフィットネス文化の創造で世界を変えていく"
「FIT-EASY」ではトレーニングマシンはもちろん、スタジオやバーチャルゴルフ、個室サウナ、さらにはホワイトニング、コワーキングスペース、ベースボール設備も完備しています。

自宅でも職場でもない"第3の場所"を目指す「FIT-EASY」
FIT-EASYの隣にブースを構えていたのは、「ワールドフランチャイズシステムズ」。株式会社ワールドの100%子会社として、ファッションライフストア「SHOO・LA・RUE(シューラルー)」を中心に展開するアパレル系フランチャイズです。

「SHOO・LA・RUE(シューラルー)」は2025年12月末で105店舗を出店
さらに歩みを進めると、「ダスキン」のブースがお出迎え。同社ではさまざまなフランチャイズビジネスを展開していますが、今回おもにフランチャイズ・ショーで募集していたのはハウスクリーニング事業です。

50年以上の実績で圧倒的なブランド認知度を誇るのが「ダスキン」の特徴
ハウスクリーニング市場は、いまでは多くのフランチャイズが参入し、活気ある市場となっています。そのような中、ダスキンは50年以上の実績を誇るパイオニア的存在として、業界を牽引し続けています。

「ダスキン」の初期費用は個人向けで168万円〜、法人向けで305万円〜
コロナ禍以降、盛り上がりを見せているのがフィットネス系のフランチャイズです。会場の入り口付近には、先ほど紹介した「FIT-EASY」だけでなく、「ECOFIT24」が巨大なブースを構えています。

24時間フィットネスジムの「ECOFIT24」
「ECOFIT24」は月額2,980円(税抜)という手頃な価格で、最先端のITシステムと高品質なマシン、充実したフリーウェイトを備えた次世代型の無人ジムです。
多くの業界で慢性的な人手不足に悩まされている今、スタッフの採用や教育にリソースを割く必要がないため、新規事業を模索する担当者にとって選択肢の一つになりそうです。

年内に100店舗を出店予定
フランチャイズの象徴ともいえるのがコンビニです。2024年に主要3社が5年ぶりのそろい踏みとなりましたが、今年もコンビニ3社がFCショーを盛り上げています。


「セブン-イレブン」は日本国内に21,809店舗を展開(2025年10月末時点)


「ファミリーマート」ブースではコンビニエンスウェアも展示


盛りすぎチャレンジが話題の「ローソン」も出展
フランチャイズ・ショーの魅力は、1日にさまざまなフランチャイズ・代理店本部から話を聞ける点です。通常、コンビニのフランチャイズに加盟を検討している場合、各社の事業説明会へ個別に足を運ぶ必要があります。
しかし、フランチャイズ・ショーなら数時間もあれば主要3社すべての説明を聞き、その場で比較検討することが可能です。コンビニ経営を検討している方は、ぜひフランチャイズ・ショーの会場へ足を運んでみてください。
取材班がふと気づいたのは、今年のフランチャイズ・ショーにはAI関連ビジネスが多数出展していること。2025年開催ではAI関連のビジネスは数社しか出展していませんでしたが、今年は多くのAI関連ビジネスが出展しています。
なかでも気になったのが「ホリエモンAI学校」。こちらは、実業家で知られる堀江貴文(通称:ホリエモン)氏が取締役に名を連ねるオンラインAIスクールです。

「ホリエモンAI学校」は非エンジニア向けのAIスクール
フランチャイズ本部の手厚いサポートが特徴で、カリキュラムや営業資料に加え、集客から実務までの伴走サポートがパッケージ化されています。「ホリエモンAI学校」なら、ITの知識がなくても最先端のAI関連ビジネスに参入が可能です。

「ホリエモンAI学校」では本部がカリキュラムから集客、伴走支援までパッケージ化
続いて、取材班の目を引いたAI関連ビジネスが「生成AI未来創造スクール」。こちらは、実用的なAI活用スキルからAIを活用した副業ノウハウまでを網羅するオンラインスクールです。
スクールの運営を本部にすべて代行してもらうこともできるので、手離れが良いフランチャイズビジネスを検討している方にとって選択肢の一つになります。

「生成AI未来創造スクール」ではスクールの運営はすべて本部が代行することも可能
続いて紹介するAI関連ビジネスは、AIとXR技術の融合で新たな価値を提供する「WriteVideo」。AIにキーワードを入力するだけで、最短5分で説明動画を作成してくれる、業務の生産性向上をサポートするDXツールです。

「WriteVideo」のブースでは無料デモ体験を実施
そして、フランチャイズ・ショーの常連ともいえる「個別指導塾WAM」でも、AIを活用した学習システムを構築しています。同社はフランチャイズの本格始動から、わずか2年で全国300教室を突破した個別指導塾で、年間継続率はじつに97.6%(2021年1月~12月の実績)に達します。

「個別指導WAM」では、個別指導・オンライン・AIを完全実装
そんな「個別指導塾WAM」が展開する小学生のオンライン指導では、AIを活用して問題が解けない根本原因を瞬時に解析。場当たり的な対策ではなく、効率的かつ確実に苦手を克服できるため、短期間での成績アップへとつながります。

AI学習システムは、小学生~高校生が5教科をクラウド型で学習
AI活用が急速に広まる今、この波にいち早く乗ることで先行者利益が期待できます。AI関連ビジネスをはじめたい方は、この機会にフランチャイズ・ショーに足を運んで情報収集しておくのがおすすめです。
毎年、フランチャイズ・ショーの会場内を盛り上げている飲食系フランチャイズ。今年も会場には威勢のいい声が響きわたり、ものすごい熱気に包まれていました。
飲食チェーンのなかでも特に目を引いたのが「BURGER KING」。アメリカ発のハンバーガーチェーンですが、主要都市圏ではお馴染みの存在です。そんな「BURGER KING」が全国的に新規出店を加速中。気になる方はブースを訪れ、直接話を聞いてみてはいかがでしょうか。


「BURGER KING」の店舗数は2025年12月末時点で337店舗
BURGER KINGと同じく、大きなブースで多くの来場者の目を引いていたのが「カフェ・ベローチェ/珈琲館/カフェ・ド・クリエ」。こちらの3ブランドを中心に約560店舗を展開するC-United株式会社のブースです。

「カフェ・ベローチェ/珈琲館/カフェ・ド・クリエ」
2024年にはテレビ東京の「カンブリア宮殿」に取り上げられ、独自の経営戦略と、外食業界の新たな価値創造に挑む姿が大きな注目を集めました。

ブース内にテーブルや椅子を設置するなど、店舗の雰囲気を忠実に再現
また、「鮨酒肴 杉玉」も注目のフランチャイズの一つ。こちらは回転寿司のスシローグループが手がける大衆寿司居酒屋で、8年で100店舗展開を達成しています。

「鮨酒肴 杉玉」は見た目やネーミングにもこだわった豊富なオリジナルメニューをご提供
満を持してフランチャイズ・ショー初出展となった今回は、全国展開に向けたパートナーを広く募っています。気になっていた方はこの機会をお見逃しなく!


「鮨酒肴 杉玉」ではその場で握った寿司を試食として用意
そんな鮨酒肴 杉玉の隣にブースを構えていたのが、「Italian Kitchen VANSAN」です。こちらはカジュアルイタリアンのフランチャイズで、コロナ前は全店黒字で平均投資回収2.5年を実現しています。

「Italian Kitchen VANSAN」では、地方都市でのロードサイド展開もスタート
商品は本格的ながらもチェーンオペレーション化を徹底追求し、飲食未経験のオーナーでも複数店舗を展開しています。業界未経験で飲食フランチャイズに加盟を検討している方にとって有力な候補になりそうです。


3割以上のオーナーが増店
フランチャイズ・ショーの楽しみの一つといえるのが試食です。飲食系のフランチャイズでは自社の商品を試食として配ることも珍しくなく、来場者も実際にその場で味わうことでより興味を持って話を聞くことができるのです。


国内250店舗を展開する「ビアードパパ」のブースには、多くの人が試食のシュークリーム目当てに列を形成

「からあげ専門店 鶏笑」ブースで提供していたのは、からあげグランプリ最高金賞を受賞したからあげ


「サザンメイドドーナツ」では、ふわふわもちもちのドーナツを配っておもてなし

「とろけるハンバーグ福よし」のブースでは、焼きたてハンバーグを試食として提供

「ONKURIチェーン/BEAT TACOS」では、商談のお供に出来立てタコスを提供


「アイスの沼」ブースでは試食としてこだわりのジェラートを用意

「タンスプデチゲ(韓国)」で用意していたのはプデチゲ

熱々のたこ焼きを振る舞っていた「タコとハイボール」
会場内をうろうろ歩いているだけでも情報収集になるのがフランチャイズ・ショーの魅力。ネット検索ではどうしても自分の興味がある分野に情報が偏りがちですが、フランチャイズ・ショーならこれまでにない視点での情報収集が可能です。
多種多様なフランチャイズ・代理店本部が出展しているフランチャイズ・ショーのなかでも、取材班がとくに気になったフランチャイズをダイジェスト的に紹介します!

「ミスエステ」では5歳刻みのスキンケア「ミスエステ スキンナビゲーションシステム」フェイシャルサロンを提案

EV急速充電器「FLASH」では充電ステーション経営が可能

全国140店舗以上を展開しているカプセルトイ専門店「gashacoco」

LGBTのスタッフが働くBAR「オカマ始めました」


「リカーミ・ヴェロニカ」では、イタリア発の刺繍ブランドを日本でフランチャイズ展開

全国に27校を展開する韓国語教室「K Village 韓国語教室」


初心者特化型の会員制卓球教室「はじめての卓球」が本格FC展開を開始

元体操選手が代表を務める知育体操教室「ネイス体操教室」


小学生向けの「ロボキューブ プログラミング教室」。加盟料・ライセンス料ともに0円

フランチャイズ・ショーの会場内にはフランチャイズ・代理店本部が出展しているだけでなく、同時にセミナーやワークショップが開催されています。無料で参加できるので、これ目当てに足を運ぶ来場者もいるほど。
初日の3月4日(水)には、日本フランチャイズチェーン協会会長で、ドトールコーヒー代表取締役社長の星野 正則氏が登壇。「働きたい人を生みだす、エンゲージメント戦略」をテーマにしたセミナーがありました。

2日目の3月5日(木)には、中小企業診断士の若林 和哉氏が、「本部任せにしない!商圏&立地分析の基礎知識」をテーマにセミナーを実施する予定です。
また、最終日の3月6日(金)には、ビジネスチャンスと日経FCショーによるパネルディスカッションが実施されます。
パネリストには加藤 美有紀氏(アイル・パートナーズ代表取締役社長)、渋谷 潤氏(東北テレメディア開発 代表取締役社長)、佐藤 雅之氏(ヤマサ興産 常務取締役)ら3名が登壇。時代に即した経営を実践するフランチャイジーの視点から、事業の着眼点や自社の存在意義、そして変化の必要性について深く掘り下げます。

最後に、「フランチャイズ・ショー2026」の会場に来ていた来場者にインタビュー。来場した目的や感想などをお聞きしました。
まず足を止めてくれたのは、埼玉県の工務店に勤める2人組。所有する物件に最適なテナントを探すことを目的にフランチャイズ・ショーの会場に足を運んだとのこと。
フランチャイズ・ショーにはこれまで7回ほど来たことがあるということで、「ネットでもフランチャイズ情報を収集できますが、実際に担当者と話すことで、設備条件や相性をその場で判断できるのがこういうイベントの魅力ですよね」。
今回は、導入がスムーズなフィットネスジムや、女性に人気の「麻辣燙(マーラータン)」など、ビルオーナーへの提案に活かせる具体的な着想を得られたと満足気に語ってくれました。

紙袋の中には各ブースでもらった資料がたっぷり
続いてお話を聞かせてくれたのは、飲食系企業に勤めている2人組。独立開業も含めて今後の選択肢を広げるために、はじめてフランチャイズ・ショーの会場に足を運んだそうです。
「接客の経験が活かせるハウスクリーニングやフィットネス、買取ビジネスなど、これまで選択肢にはなかったビジネスとも出会えて、視野が一気に広がりました」。

「飲食ではBURGER KINGが気になりました」
「フランチャイズ・ショー2026」の会場となる東京ビッグサイトには、200社にもおよぶフランチャイズ・代理店本部が出展していて、1日だけでは回りきれないほどの規模を誇ります。
「新たなビジネスを探している」「この記事を見て少しでも興味を持った」という方は、3月6日(金)まで開催していますので、ぜひ会場までお越しください。必ずやビジネスのヒントが見つかるはずです。お待ちしております!
【この記事を書いた人】
幸谷 亮(こうや・りょう)
株式会社Wordeal代表取締役。フランチャイズWEBリポートなど多くのWEB・紙媒体で執筆。前職はフランチャイズ本部の開発担当。