「フランチャイズ・ショー2026」出展者インタビュー!出展した感想は?商談数は?<後編>

「フランチャイズ・ショー2026」が3月4日(水)から6日(金)まで東京ビッグサイトで開催されました。43回目となった今年は、200社以上のフランチャイズ・代理店が出展し、3日間で3万人以上の来場者が足を運ぶなど、国内最大規模を誇るフランチャイズの展示会にふさわしい盛り上がりを見せました。

会場レポートの前編では初日の様子をダイジェストでお伝えしましたが、この記事では、「フランチャイズ・ショー2026」の会場の様子をお伝えするとともに、出展したフランチャイズ本部にインタビュー。出展したきっかけや感想、実際の反響などをお聞きしました。

名刺交換や商談した数などもお聞きしていますので、「フランチャイズ・ショーへの出展を検討している」「どれくらいの反響があるのか?」と気になっている方はぜひ最後までご覧ください。

前編はこちら:【会場レポート前編】フランチャイズ・ショー2026の初日の様子を徹底レポ!

今年も盛り上がりを見せた「フランチャイズ・ショー2026」

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会場となった東京ビッグサイトには、200社以上のフランチャイズ・代理店本部が集結。また、2025年開催より2,000人も多い3万463人が来場しました。

本記事のメインである出展者へのインタビューをご紹介する前に、まずは会場をダイジェスト的にレポートしていきます。「【会場レポート前編】フランチャイズ・ショー2026の初日の様子を徹底レポ!」の記事でも紹介していますので、詳しくはこちらをご覧ください。

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今年のフランチャイズ・ショーは、2025年開催と同じく2つのフロアに分かれて開催。サービス・小売業は東京ビッグサイトの南1-2ホール1階、飲食関連はエスカレーターを上った南4ホール4階に集結しました。

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フランチャイズ・ショーにはさまざまな業種・業態のフランチャイズ・代理店本部が出展しているので、競合他社はもちろん、他業種の本部が実践しているPR戦略の情報収集にも最適です。

今年は定番の飲食系や小売系、福祉系、美容系、フィットネス系、ハウスクリーニング系のほか、教室関連とAI関連ビジネスのフランチャイズ・代理店が目立っている印象でした。

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スシローグループが手がける「鮨酒肴 杉玉」はフランチャイズ・ショー初出展

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多くの来場者が駆けつけた「BURGER KING」。同社のロゴ入り紙袋の目立ち度は随一

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「カフェ・ベローチェ/珈琲館/カフェ・ド・クリエ」のブースでは、カフェ・ベローチェの店舗の雰囲気を忠実に再現

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コンビニは主要3社が揃い踏み。活気あふれる呼び込みで来場者の足を止めていた

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保護犬猫と就労継続支援B型を融合した「ANELLA CAFÉ」ブースにはわんちゃんも

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フェイシャルサロンビジネスを展開する「ミスエステ」も出展。大型のブース内は商談をしている人でいっぱいになる時間も

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24時間フィットネスジムの「ECOFIT24」。フィットネス系の人気は今年も健在で、多くの来場者が話を聞いていた

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非エンジニア向けのAIスクール「ホリエモンAI学校」。今年はAI関連ビジネスが多数出展

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元体操選手が代表を務める知育体操教室「ネイス体操教室」。次世代教育への関心の高さを象徴する賑わいを見せていた

そして、フランチャイズ・ショーでは試食を提供できるのも魅力のひとつ。飲食系フランチャイズでは自社の商品を試食として配って来場者の足を止めている様子が印象的でした。商談のきっかけ作りとしても試食が大きな役割を果たしており、実際の商品を食べてもらうことが、加盟に向けたフックとなっているようです。

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「ビアードパパ」では名刺と引き換えに自慢のシュークリームを配布

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商談のお供にタコスを提供していた「ONKURIチェーン/BEAT TACOS」

ネコロボマン「FCショーは出会いの場。確度の高い方と出会えます」

ここからは、取材班が注目したブースへ突撃した様子をお届け。各本部の担当者に、出展したきっかけや感想、反響などをお聞きしました。

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最初にお話を聞かせてくれたのは、昨年に引き続き入口前に巨大なブースを構えていた「ネコロボマン訪問介護」。訪問介護のきつい・続かないというイメージを払拭し、誇れる・選ばれる仕事へアップデートすることを目指す訪問介護フランチャイズです。

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ネコロボマンの佐々木 勇介代表

まず、昨年のフランチャイズ・ショーに出展した際の反響を「ネコロボマン訪問介護」の佐々木代表に聞いたところ、4名の方がフランチャイズ・ショー経由で加盟に至ったとのこと。

「フランチャイズ・ショーの特徴は、確度の高い方と出会えることだと感じています。すでにネコロボマンのことをご存じでいてくれて、このブースを目掛けて足を運んでいただく方が多いですね。さっき商談した方は、沖縄からわざわざネコロボマンの話を聞きにフランチャイズ・ショーに足を運んだとおっしゃっていました」

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「ネコロボマン訪問介護」のブースでは定期的にセミナーを実施

フランチャイズ・ショーは東京と大阪で開催され、どちらも全国から多くの方が足を運ぶため、普段はなかなかリーチできない方とも出会えるのが魅力の一つです。

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「多くの方と名刺交換できるのも魅力ではありますが、婚活と一緒で、ネコロボマンのスタンスはいかに強い想いを持つ方と巡り合えるかに焦点を置いています。だからこそ、フランチャイズ・ショーを単なる集客の場ではなく、出会いの場と捉えて出展しています」

伊右衛門カフェ「東北や北海道の方とも商談できています!」

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続いてインタビューしたのは、多くの来場者で賑わいを見せていた「伊右衛門カフェ」。こちらは、福寿園およびサントリー食品インターナショナルから「伊右衛門」ブランドの飲食展開に関するライセンスを取得したカフェ・カンパニーが手がけるカフェです。

「伊右衛門カフェ」は2026年3月現在で8店舗を展開しており、今回のフランチャイズ・ショーではスタンド型店舗のフランチャイズをメインに募集。2025年の「フランチャイズ・ショー大阪」にも出展していましたが、東京開催は今回が初めて。カフェ・カンパニーの福田さんに、大阪開催および今回の反響についてお聞きしました。

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カフェ・カンパニーの店舗開発本部 FC事業部マネージャー・福田祐一郎さん

「大阪開催では会期の2日間で確度の高い60名の方と商談できました。そのうち、フランチャイズ事業説明会には20名くらいの方にお越しいただき、5件くらいが実際に契約につながりました。そして今回については、2日目のお昼の時点で200人くらいの方と名刺交換させていただきました。東京開催は飲食系のフランチャイズ・代理店のフロアが分かれていることもあり、飲食に興味がある確度の高い方とお会いできている印象です」

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大阪開催と異なる点についてお聞きしてみると、関東はもちろん、東北や北海道から足を運んだ来場者とも多く商談ができているそう。

「じつは、関西や関東の一部エリアは2026年内の出店枠が既に埋まっておりますが、東北などのエリアであれば年内の出店も視野に入れています。こうしたエリアの方々とお会いできる点も、東京開催に出展する大きな魅力だと感じています」

はじめての卓球「10名ぐらいの方が店舗見学に来る予定です」

続いてお話を聞かせてくれたのは、卓球教室のフランチャイズである「はじめての卓球」。こちらを手掛けるのは、バーチェーンとして日本最大級の規模を誇る「お酒の美術館」をフランチャイズ展開するNBGです。

「お酒の美術館」としては出展経験があるものの、「はじめての卓球」としてフランチャイズ・ショーに臨むのは今回が初。まずは「フランチャイズ・ショー2026」に出展したきっかけや反響をNBGの長田さんにお聞きしました。

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NBGの取締役 事業統括本部 本部長・長田隆志さん

「フランチャイズ展開の本格始動に合わせてフランチャイズ・ショー2026への出展を決めました。昨日から今日にかけて、ブースでは常に来場者様との対話が続いている状態です。名刺交換の数も想定通りで、現時点(2日目の正午)で既に40人以上の方と接点を持てています。そのうち10名ほどの方はかなり熱量が高く、関西の店舗への見学を検討いただいています」

フランチャイズ・ショーの魅力は、来場者の熱量をダイレクトに確認できる点にあります。画面越しでは伝わらない細かな表情や反応から、来場者の本気度を判断できるのはリアルな展示会ならでは。本部としても自信を持って提案が進められるため、その場で次の商談や店舗視察へと、スピーディーなステップアップが可能になります。

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「あとは、普段接点を持てない方と出会えるのもこういったリアルな展示会の魅力ですね。最初からこのブースを目掛けてお越しいただく方もいらっしゃいますが、通りがかりに、『こういう業態もあるんだ。所有している空きスペースを有効活用できるかもしれない』といった感じで話を聞いてくださる方も多くいらっしゃいました」

来場者目線で言えば、オンラインでの情報収集はどうしても自分の興味がある業態に偏りがちです。しかし、フランチャイズ・ショーのようなリアルの場では、受動的に情報が目に飛び込んでくるため、想定外のビジネスとの出会いが生まれます。偶然発見してもらえることもあるので、本部にとっては潜在層と出会える機会になるのです。

ジモティースポット「リユースに興味のなかった潜在層とも多く接点を持てています」

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最後にインタビューしたのは「ジモティースポット」。ジモティーは中古品や求人情報などを無料で掲載できる掲示板で、オンライン上の体験をリアルな場に落とし込んだサービスが「ジモティースポット」です。

そんな「ジモティースポット」を手がける株式会社ジモティーの武田さんに、出展した目的や反響などをお聞きしました。

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株式会社ジモティーのジモスポ事業開発部 事業開発Gディレクター・武田 勇人さん

「フランチャイズ・ショーに出展した大きな目的は、フランチャイズ展開のさらなる認知拡大です。ありがたいことに、最近はメディアに取り上げていただく機会も増えたのですが、フランチャイズ展開していることはまだ十分に浸透していません。多くの方に知っていただくためにはフランチャイズ・ショーが最善と考えて出展に至りました」

フランチャイズ・ショーには独立を志す個人の方はもちろん、新規事業を検討している法人の担当者など、加盟に前向きな方が多数集結しています。しかも、3日間で3万人以上(2026年実績)が集結するのは、国内のフランチャイズの展示会ではフランチャイズ・ショーだけ。自社のビジネスを短期間で多くの方に認知させるなら、フランチャイズ・ショーが最適といえます。

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「フランチャイズとは関係ない他の展示会には出展したことがあるのですが、たとえばリユース系の展示会だと、リユースに興味のある方としか接点を持てません。しかし、フランチャイズ・ショーではこれまでリユースを事業の選択肢に入れていなかった方々に対しても、新たなビジネスモデルとして提示できます。実際、飲食業や不動産業、さらには移動販売を手掛ける企業様など、さまざまな業態の方と接点を持つことができました」

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「また、ほかの展示会にはない新たな気づきも得られました。『自社の既存事業とジモティースポットを組み合わせたら、こんな相乗効果があるのでは?』といった、本部側だけでは思いつかなかった斬新なアイデアや活用法を、来場者様からご提案いただく場面もありました」

フランチャイズビジネスを探している来場者と直接の対話を重ねることで、新たな市場のニーズや想定外の活用法に気づかされることもあります。これも、フランチャイズ・ショーに出展する魅力の一つといえるはずです。

次回は7月に大阪、2027年3月に東京で開催

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今年も多くの方が足を運んだ「フランチャイズ・ショー2026」。次回は7月2日(木)・3日(金)の2日間、インテックス大阪で第6回目となる「フランチャイズ・ショー大阪2026」が開催されます(概要はこちら)。

また、2027年の東京開催もすでに決定していて、次回は3月3日(水)~5日(金)の3日間実施します。出展を検討している方は、「日経メッセ 出展のお問い合わせ」より主催者へご連絡ください。

【この記事を書いた人】
幸谷 亮(こうや・りょう)
株式会社Wordeal代表取締役。フランチャイズWEBリポートなど多くのWEB・紙媒体で執筆。前職はフランチャイズ本部の開発担当。

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