事業内容
~木を生かす
やさしさ、ぬくもり―
暮らしに豊かな恵みを届けてくれる木。
それは自然の中で長い歳月をかけて育んできた生命の贈り物かもしれません。
私たちはリサイクルを通し、そんな木の生命をできる限り生かす取り組みをしています。~
全国木材資源リサイクル協会連合会(以下:全木リ連)のホームページ冒頭の言葉です。私たちは、こうした思いで日々の事業を進めています。2050年のカーボンニュートラルに向け、木材利用の拡大と木材資源のリサイクルに注目が集まる中、私たちの活動についても、ぜひ知っていただきたいと思います。
■全木リ連とは
全木リ連は、リサイクルチップのメーカーとそのチップを原料や燃料に使用するユーザー等で構成する認定NPO法人で、230社の会員がいます。組織は6つの地域協会(北日本・関東・東海・近畿・中四国・九州)に所属する会員と全木リ連の賛助会員で構成されており、木材資源リサイクルを通して循環型社会構築や地球温暖化防止の事業に取り組んでいます。具体的には、現状や課題把握のための各種調査、関係法令や諸制度の見直しのための国への要望や情報交換の会議など、関係機関がリサイクルを進めるために必要な事業です。
会員の75%を占めるチップメーカーでは、建廃、土木造成工事等で発生する支障木、パレットや型枠などの廃木材を「木質資源」として、年間440万トンの木質チップに再資源化しています。建廃のリサイクルについては全木リ連に所属する会員で概ね7~8割のシュアを持ち、その動きが木材資源リサイクルに影響を与えるまでになっています。
用途は、製紙・セメント製造のためのボイラーや売電系発電の燃料用などのサーマル利用、製紙やボード原料などのマテリアル利用があり、その割合はFIT制度が始まった2012年度はマテリアル35%・サーマル63%でしたが、2020年度はそれぞれ23%・69%となり、サーマル利用が増加しています。
30年前に会員30社からスタートした全木リ連も現在は230社となり、関係者の皆様のご協力により、今日の姿となりました。今後も、認定NPO法人として、木材資源リサイクルを通して、循環型社会の構築や地球温暖化の防止に貢献していく決意です。