連載コラム

最新大規模マンション。オートロック、監視カメラ、防犯警報付きですら浮かび上がった「意外な防犯弱点」とは!?

[ 2009.09.24 ]

最新新築大規模マンションの防犯性能は!?

階段やエレベーターを使わなくていい分、気軽だが、防犯上は心配なのが、マンション1階の物件だ。今回、防犯診断で伺った西村さん(仮名)のお宅は、まさに、その一角に位置する。

マンション自体は、最近開発された大規模マンション。大規模マンションは、素人のイメージだけだと、「防犯性能が高い」ような気がする。それに最近の住宅であるだけに、防犯が強く言われ出してから設計されているはず。実際はどうだろうか。興味津々で伺った。

行ってみると、もちろんエントランスはオートロック。監視カメラがあり、管理人が常駐している。

しかし、敷地外と直接通じる自転車置き場が、建物近くにまで迫っている造り。自転車置き場とマンション外廊下との間は、フェンスと廊下の手すりがあるだけ。どちらも背たけほどの高さで、乗り越えるのに苦労はなさそう。敷地外から玄関前まで泥棒が侵入して来るのは、造りさえわかっていれば簡単だ。

「2度目の空き巣」は、このリビングの窓から侵入した。網入りガラスには防犯性はない。

自転車置き場は、当然だが外部から簡単に入れる。
そこからマンション外廊下まではフェンス1枚なので、泥棒の侵入も考えられる。

西村さんの住居は、ベランダ側は鉄道の線路、玄関側は外廊下と自転車置き場に面する。ベランダ側には、線路との間に、敷地外に通じる消防車両用通路がある。

この通路は普段、車はもちろん、人通りもほとんどない。プライバシーが確保されていると言えるが、裏を返せば、異常を感知する人の目は、ほとんど期待できない。専用庭は通路とフェンスで区切られてはいるが、簡単に乗り越えられる。侵入行為を阻止しにくい環境だ。

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