連載コラム

体の不自由な老親が住まう実家。それを「どう守る」べきか? ――防犯プロのアドバイスと低コストDIYで武装してみたら......!?

[ 2011.01.12 ]

地域全体で高齢化が進展。治安が心配。

 今回、防犯診断を依頼してきた立花さん(仮名)の気掛かりは、ご自宅から車で30分ほどの住宅地に暮らすご両親の住まい、つまり実家の防犯性だ。

 話を伺うと、ご実家は築30年の軽量鉄骨造2階建て。段階的にリフォームを実施しているという。

 立花さんの気掛かりの原因は、いくつかある。

 まずひとつが、周辺環境。

 立花さんは言う。「大手不動産会社の分譲地の一角で、まわりには富裕層も住んでいます。同時期に開発されているため地域全体で高齢化が進み、近所付き合いが少なくなっています。だから不審者に対する声掛けなどを、あまり期待できません」。

 実際に、泥棒の被害も耳にする。


立花さんのご実家にはセンサーライトが取り付けられ、不審者を照らし出せるようになっている。

 近所には建て替わって新しくなった家も少なくないだけに、「相対的に防犯性が低くなって狙われやすくなっているのではないか」(立花さん)とさえ思う。

 次に心配されているのが、ご両親の防犯に対する考え方だ。

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