今どき主婦のShopウォッチ

2004.12.01

第12回「広々お風呂でリラックス!おまけに「安くて近い」で人気爆発中!」

●「お風呂は現代のレジャーだ!」家族でゆったりくつろげるのが魅力。
 家族でのレジャーの代表格といえば、東京ディズニーランドをはじめとするテーマパーク、遊園地、動物園などだろう。しかし、これらのレジャーは「お金がかかる」「疲れる」という2大ネックがあった。それでも、お父さん、お母さんたちは、「子どもたちが喜ぶのならば」と無理して連れて行ったものだ。たとえ駐車場に入るだけでも2時間待ちだったとしても。

 しかし、ここにきて様子が変わってきた。テーマパークの雄・ディズニーランドこそは未だに高い人気を誇るが、ほかはかなり苦戦を強いられてるようだ。それは子ども人口の減少に起因するものでもあるだろうが、「家族で出かける!」ことの定義が変化してきたこととも無関係ではないだろう。

 「疲れに行く。お金を使いに行く」というような従来型のレジャーではなく、「くつろげる、ゆったりできる」そして、「できれば安価で」というのが今のレジャーの流れである。子ども連れだったらなおさらのこと。

 そんな流れの中で、台頭してきているのが「お風呂」ではないだろうか。ちょっと前に「スーパー銭湯」ブームがあったが、その流れは脈々と生き続け成長を続けているのだ。


●休日レジャーとして、平日はお風呂代わりにも使える「いこいの湯」。

 キャリア・マムの地元だけでも、ここ1年くらいで新規オープンした「お風呂」、リニューアルオープンした「お風呂」がけっこう目につく。そして、どこもなかなかの人気である。

 町田市小山ヶ丘にある「いこいの湯」(京王相模原線多摩境駅下車)は、天然温泉が売り。ナトリウム−塩化物泉のため、保温効果が高く、入浴後はお肌がつるつるすべすべ。神経痛、筋肉痛にも効能があるという健康増進効果のある温泉だ。特筆すべきはその入館料! 本物の温泉で、しかもまだ真新しい施設でどこもかしこもきれいながら、平日なら大人700円、子ども400円なのである。土日祝日は大人900円、子ども500円になるがそれでも十分安い! ほかにも岩盤浴が30分で350円、ヘアカットも1000円など、すべてにおいてお手軽料金なのだ。これなら土日に家族4人で行ってもお風呂だけなら2800円! ディズニーランドのパスポート1人分よりずっと安い。

 お風呂には、もちろん露天もあり、源泉かけ流しだけでも、あつ湯、ぬる湯、檜の湯と3種類ものお風呂が楽しめる。空を見上げながら、ゆっくり寝転んで入れる寝ころびの湯も気候のいい日なら最高にくつろげる。屋内には日替わりでお湯の種類が変わる、かわり湯があり、ヒマラヤ岩塩、桃の葉、どくだみなど多彩なお風呂を提供していて、頻繁に利用している人でも飽きさせない。スーパージェットや、座湯、電気風呂など健康と美容に効きそうなお風呂もあり、すべてのお湯をためすだけでも、かなり長い時間楽しめること間違いなしだ。

 


 十割そばが自慢の飲食コーナーや休憩所、テラスなどもあり、1日中ゆっくり過ごすこともできるから、ちょっと遠くから出かけても損はない。しかし、なんと言っても、近所にはニュータウンの大団地群、マンション群のある土地柄、おそらく近場からの利用者が多いに違いない。なにしろ、営業時間も夜中の1:00までと遅いので、平日に仕事から帰ってきてからでも十分利用できるのだ。近くて安いとなれば、行かない手はない。自宅のお風呂代わりに使うという贅沢な地域住民も増加中のようだ。


●無駄を排除して低価格化。リピート客の獲得を目指す。

 稲城市矢野口のよみうりランドに併設している「丘の湯」は、残念ながら天然温泉ではない。しかし、露天の岩風呂では全国の名湯の温泉成分を再現した人工温泉を楽しめるようになっている。ほかにも、露天には寝そべってお湯にゆったりつかれる寝湯、脚だけつけてゆっくり身体の奥から温まれる足湯、足つぼ湯などもあり、丘の上の気持ちのいい風景の中でくつろげる。屋内にある、シェイプアップバスやスーパージェットバス、リラクゼーションバスは、美容のためだけでなく、十分なマッサージ効果が期待できる快適お風呂。心や身体が疲れたな〜と感じたときに、ふらっと寄ればリフレッシュできるに違いない。 この「丘の湯」も、まだ新しい施設のため、ぴかぴかにきれいで設備も充実、にもかかわらず入館料は平日なら大人600円、子ども350円と格安! 土日祝日でも大人700円、子ども400円とはまさにサプライズプライスである。200円の手数料を払って会員になれば、入館料はいずれも50円引き。併設されているカットサロンやあかすり、エステ、手もみなどもすべて会員価格になるというお得ぶり。低料金で家族全員が幸せになれるのが「丘の湯」なのだ。こちらも営業時間は24:00までと遅い。仕事帰りのひとっ風呂にも最適だ。

 


 「いこいの湯」「丘の湯」とも、日帰り温泉や健康ランドにつきものの「入浴セット(館内着・タオル・バスタオルのセット)」は用意していない。レンタルタオルはあるが、入館料とは別料金だ。しかし、そういう経費を削減することによって、入館料をここまで低価格に設定できているのだとしたら、すばらしい企業努力である。安く、心地よいくつろぎの空間を提供すれば、物珍しさだけでなくリピート客が確実につく。今までは「家族で温泉」という行動をしていなかった人をも取りこめる。まさに「損して得とれ」が昨今のお風呂事情のようだ。

 これだけ気軽に行ける価格のわりには、「いこいの湯」も「丘の湯」も老舗旅館を彷彿とさせる立派な造りの和風建築で、決して「安いから安いなり」の外観ではない。高級感さえ感じさせつつ、値段はリーズナブル。家族のレジャーの1つの選択肢として、「日帰り温泉(わかし湯も含め)」は、これからますます注目されていくに違いない。

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