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連載コラム

三洋ホームズ「サンメゾン高畑」に全国初、設計段階審査で適合証、交付

[ 2009年12月28日 ]

<(財)愛知県建築住宅センター/(社)愛知県防犯協会連合会>

図
防犯優良マンションの認定マーク

「防犯優良マンション認定制度」において、先程、全国初の設計段階審査の適合を受けたマンションが愛知県の当該認定制度において登録され、設計段階審査適合証が交付された。今後、認定・交付が活発・加速化するものと期待したい。

全国初の、設計段階審査で適合第1号となった共同住宅が、三洋ホームズが開発した「サンメゾン高畑 」(分譲・愛知県名古屋市中川区高畑2丁目、鉄筋コンクリート造・8階建て。総戸数24戸、 2010年11月に竣工予定)。

審査適合には愛知県防犯優良マンションの認定要件が活用された。
中身は『共用部分』では
(1)共用玄関は見通しが確保された位置に配置 (2)共用玄関にはオートロックシステムの扉を設置 (3)エレベーターホールは、共用玄関または管理人室等からの見通しを確保 (4)エレベーターかご内には防犯カメラを設置 (5)共用玄関、共用玄関の存する階のエレベーターホール及び共用メールコーナーの照明設備は、50ルクス以上の照度を確保 (6)共用廊下及び共用階段は乗り越え等による侵入が困難な構造 (7)共用廊下及び共用階段の照明設備は20ルクス以上の照度を確保 (8)塀、柵又は垣等を設置する場合は、周囲の死角の原因及び住戸の窓等への侵入の足場とならないもの (9)防犯カメラは見通しの補完、犯意の抑制等の観点から有効な位置、台数等を適切に配置。

また『専用部分』では
(1) 住戸の玄関は防犯建物部品等の扉及び錠を設置 (2)住戸の玄関扉はドアスコープその他外部の来訪者を確認できるものを設置 (3)住戸内には、住戸玄関の外側との間で通話が可能な機能等を有するインターホンを設置 (4)共用廊下に面する住戸の窓は、防犯建物部品等のサッシ及びガラス、面格子その他の建具を設置 (5)住戸のバルコニーは、縦樋、階段の手摺等を利用した侵入が困難な位置に配置。――以上の認定要件を設計段階で満たしたことで適合認定に至った。

また、愛知県の認定制度は、(財)ベターリビング、(財)全国防犯協会連合会及び(社)日本防犯設備協会が共同で、各地域における防犯性に優れたマンションの供給の促進と犯罪の予防に資することを目的に策定した「防犯優良マンション認定事業支援要綱」に基づき実施している制度。認定対象は新築、既存を問わずすべてのマンションが対象で、認定主体が認定基準を制定。更に、『審査』は、全国公益法人に登録された住宅・建築及び防犯設備の専門家の中から、認定主体となる各都道府県の住宅関係公益法人と防犯関係公益法人がそれぞれ指名した2人の審査員により、設計図書審査(設計段階審査)及び現地審査(竣工段階審査)を実施。『認定』は、審査員による審査結果をもとに、判定委員会の議を経て認定するが、設計段階においては設計段階適合証、竣工後においては認定証をそれぞれ交付する。

一方、認定されたマンションは、認定主体のホームページで公表するほか、当該マンションには、全国公益法人が定めた統一の認定マーク(=図)を表示できる。認定有効期間は5年間(都道府県により3年間の場合あり)。

(2009年12月25日発行号より)

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